青森県は本州最北端にある都道府県です。
名産品として知られているのがりんごでしょう。
逆にいえば「りんご以外に何か名産品はないの?」とか「他に食べてみたい名産品があれば行きたいのだが…」と考える人がいるかもしれません。
結論から申し上げますと、りんご以外にも名産品や特産品はあります。
この記事では、購入して損はない魅力ある特産品について紹介しますので、青森を訪れた際にはグルメも堪能していただけると幸いです。
青森の名産の選び方
おすすめの名産品&特産品をカテゴリー別に紹介
青森県は名産品や特産品が数多くあります。
りんごや魚介、農産物、にんにく、嶽きみ、牛肉、お菓子、せんべい、ラーメン、酒、調味料、漬物、茶など幅広い分野で知られています。
また、青森独自の特色を持つ商品もたくさんあります。例えば、青森りんごを使ったお菓子や酒、煮干し系・しじみなどのラーメンだけでなく、味噌カレー牛乳ラーメンという新しいジャンルもあります。
牛肉については、田子牛や倉石牛など、県南地方を中心に全国的に有名なブランド牛もあります。お土産には、りんご関連の商品や、自分の住む地域では手に入りにくい珍しいアイテムが人気です。
この記事では、カテゴリーごとにおすすめの名産品や特産品を紹介します。
りんご
青森といったら外せないのがりんごです。
代表的な品種は『ふじ』や『ジョナゴールド』などがあります。
りんごは青森県が日本一の生産量を誇り、弘前市を中心に生産拠点がいくつもあり、世界に向けて輸出しているほど代名詞と呼ばれる農産物です。
ゆえに青森県ではりんごは単なる農産物にとどまらず、りんごを使った関連商品が特産物として販売されています。
選び方の基準として、王道のりんごはもちろん、りんごを使った製品をお土産として購入してみることをおすすめします。
また、りんごジュースは青森県産りんごを使用して販売することで一般的なりんごジュースと異なり、青森県産りんごというブランドで製品化することで特産品となるのです。
では、りんごを使った商品についていくつか紹介します。
気になるリンゴ
『気になるリンゴ』は、青森県産のふじりんごを1個丸ごと使用してパイで包んで焼き上げたアップルパイです。
りんごをシロップで独自の製法を駆使しながら漬け込み、りんご本来のシャキシャキ感をできるだけ残しています。
パイ生地はひとつひとつ丁寧に手作業で包み込んでいるので、焼き直しして食べてもおいしいです。
パティシエのりんごスティック
『パティシエのりんごスティック』は、青森県産りんごを大きめにカットしスポンジ生地と一緒にパイで包みスティック状にしたアップルパイです。
個別包装なので、切り分ける必要がありません。
食感はふんわりとしていて、とても食べやすいです。
ちなみに2013年の第26回全国菓子大博覧会で金賞を受賞したことで、青森県を代表する特産物として知られるようになりました。
りんごジュース
りんごジュースに関して、ここで紹介するのは市販のりんごジュースとは異なり、青森県産のりんごを使用したりんごジュースのことです。
青森県産りんごジュースについていくつかピックアップしました。
- 『希望の雫』
- 『黄色い林檎』
- 『完熟林檎つがる』
- JAアオレンりんごジュース
- アオケン『葉とらずりんご』
りんごジュースは、濃縮還元果汁とストレート果汁のタイプに分かれます。
簡単に説明すると濃縮還元果汁は、一度果汁の水分を飛ばして濃度を高め体積を減らし、のちに水を足して元に戻したものです。
ストレート果汁は、収穫した果実、この場合はりんごを搾った果汁がジュースとして出荷されます。(水は一切加えない)
他には透明のジュースか、あえて濁りを入れたジュースかなど細かい部分で違いがあります。
魚介
青森県といえば、漁業は外せません。
代表的な八戸港を筆頭とし、青森港や大間港、深浦港など漁業の拠点がいくつもあります。
青森県を代表する魚介類がたくさん取れます。
選び方の基準として、有名な魚介類の購入や一度も口にしたことがない魚介類を食べるために購入するといった方法があります。
例えば、大間のマグロは全国的に有名で、テレビ番組で特集が組まれるほど知名度が高いです。
また、八戸港で水揚げされる魚介類で日本一といえばイカです。
他にも青森県を代表する魚介類や郷土料理についてそれぞれ紹介します。
まぐろ(大間マグロ・深浦マグロ)
青森県はマグロが取れる場所として代表的な大間港があります。
津軽海峡は潮の流れが速く、そこで回遊するマグロの身は引き締まっているため、マグロをつり上げて食べると脂が乗っておいしいです。
築地市場の初セリで一番マグロとして販売された実績が数多くあり、まさに青森県を代表する特産物といえます。
また、あまり知られていないかもしれませんが、青森県でマグロといえば深浦港で水揚げされたマグロも地元では有名です。
水揚げ量が大間港よりも深浦港の方が多く、深浦ではPRするために『深浦マグロステーキ丼』という新しいグルメがあります。
ちなみに大間で取れるマグロと同じ種類であることが多いです。
いちご煮(缶詰)
『いちご煮』は、八戸市や階上町など南部地方に伝わる郷土料理です。
ウニとアワビといった高級食材を使った料理ですが、由来は漁師らが潜って捕ったウニやアワビを浜で豪快に煮たことが始まりとされています。
郷土料理がウニとアワビの潮汁として缶詰となって味わうことができ、青森県のスーパーやネット通販で購入可能です。
磯の香りが口の周りに広がり、うまみが凝縮した魚介系の汁はなかなか他では味わえないでしょう。
名前の由来は諸説ありますが、乳白色のスープに沈むウニの姿が、朝もやに霞む野いちごに見えたことで、そのような名前で呼ばれるようになったそうです。
ホタテ
青森県には陸奥湾があり、ホタテの養殖が盛んです。
陸奥湾は、周辺の山々からミネラルを含んだ栄養豊富な水が流れ込む影響で植物プランクトンが発生します。
ホタテは植物プランクトンを餌に自然に近い形で育ち、陸奥湾の地形は高い波が発生しにくいので生育環境としてうってつけです。
ホタテは青森県では平内町で水揚げされる平内産ホタテが地元では有名で、 生食でも食べられます。
青森県産のホタテは貝柱が厚く、身が引き締まっていて味が濃いことが特徴的です。
ゆえに特産品として買い求める価値があるでしょう。
いか
青森といえば、八戸港で水揚げされるイカが日本一を誇ります。
八戸港で水揚げされるイカにはスルメイカとアカイカに分類されますが、主にスルメイカの方が水揚げ量が多いです。
水揚げ量されたイカは八戸市の台所と呼ばれる八食センターや近隣のスーパーなどで販売されています。
中でもスルメイカの刺身は絶品で、コリコリした歯ごたえとわさびを溶かしたしょうゆをつけて食べるとおいしいです。
八戸ではイカの食べ方が豊富で、中でも『八戸ばくだん』というイカをさいの目状に切ってにんにくとしょうがを用いた特製醤油ダレに漬け込んだグルメが人気を博しています。
また、青森で食されるイカは八戸のみならず、弘前を中心とした津軽地域で『イガメンチ』と呼ばれるイカのゲソをふんだんに使った料理が家庭の味として親しまれています。
農産物
青森県は農産物の宝庫と呼ばれるほど、たくさんの農産物を全国に届けています。
代表的な農産物であるりんごをはじめとして、にんにくやごぼう、長芋や大根などさまざまです。
中には海外に輸出される農産物もあります。
選び方の基準として、贈答用として購入するのか料理用に購入するのかなど多種多様です。
また、青森県産ならではの特徴が詰まった農産物は全国的に知名度が高く、現地に足を運んで農産物を購入する人がいるくらい魅力があります。
では、青森県が誇る農産物についてそれぞれ紹介していきます。
りんご
青森県産の津軽地域で多く栽培され、弘前市がりんごの街として有名です。
青森県でりんごといえば、たくさんの品種があります。
秋になると寒暖差が生じるので、それを活かして生産されたりんごには甘味とほどよい酸味が含まれていて、おいしく味わえるのが青森県産のりんごの特徴です。
にんにく
青森県産のにんにくは田子町周辺の三八地域で多く栽培されています。
青森県が生産量日本一です。
また、田子町で生産されるにんにくには独自に品種改良されたにんにくも生産されています。
田子町は盆地で季節によっては寒暖差が激しくなり、それを活かしてにんにくに甘味をつける努力を行いつつ有機肥料栽培にも力を入れ、品質向上に努めています。
ながいも
青森県産の長芋は東北町周辺の上北地域で多く栽培されています。
青森県の気候は長芋栽培に適していて、粘り気があり味や品質は全国トップクラスです。
すりつぶした長芋にしょうゆを垂らしてかき混ぜ、ご飯の上に乗せて食べるとおいしいですが、『ながいものおとし汁』や『ながいもの揚げ焼き』など長芋を使った料理が青森県では浸透しています。
ふかうら雪人参
『ふかうら雪人参』とは、青森県深浦町で農事組合法人舮作(へなし)興農組合が栽培している人参です。
普通の人参と栽培方法が異なり、冬に収穫する時は雪の下から手作業で掘り起こすほどの徹底しています。
何といっても甘さが特徴で、一般的な果物と同じくらい甘いです。
『ふかうら雪人参ジャム』や『ふかうら雪人参スムージー』など製品化され販売されています。
ごぼう
青森県産のごぼうは三沢市や十和田市など上北地域の太平洋側で多く栽培されています。
地元地域が編み出した独自の栽培方法で生産したごぼうは生産量日本一です。
普通のごぼうと違って甘さがあり、ほどよい軟らかさが特徴的で、炒め物やサラダに使用するとおいしいです。
だいこん
青森県産の大根は三沢市や平川市、むつ市やおいさせ町など県内の広い地域で栽培されています。
出荷量は全国3位ですが、品質の良い『青首だいこん』が全国へ出荷されています。
にんじん
青森県産の大根は七戸町や東北町、黒石市や平川市など県内の広い地域で栽培されています。
出荷量は全国4位ですが、やわらかくて甘味があり保存の良さが特徴的です。
ぶどう
青森県産のぶどうは鶴田町を中心に栽培される『スチューベン』と県南地方を中心に栽培される『キャンベル・アーリー』などに分かれます。
中でも『スチューベン』は生産量日本一でポリフェノールを多く含んでおり、ほどよい甘さが特徴です。
一度食べてみると病みつきになるほどのおいしさが口の中にあふれるでしょう。
青天の霹靂
『青天の霹靂』は、青森県が生産者・開発者・行政などがワンチームとなって品種改良など試行錯誤の結果生み出されたブランド米です。
努力の甲斐あってか、お米のおいしさの指標である最高ランクの特Aを獲得しました。
実際に炊くと、ほどよいツヤと粘りがキレのバランスをとっていて、上品な甘みの残る味わいが特徴です。
にんにく
青森県はにんにくの生産量日本一です。
中でも県南地方の田子町ではにんにく栽培が盛んです。
田子町で生産されているにんにくには特徴があります。
普通のにんにくと異なり、黒にんにくや低臭にんにくなどが栽培されているのです。
にんにく栽培に情熱をもって取り組む生産者が多く、にんにくに付随する関連商品が生まれ、田子町はにんにく王国と呼ばれるようになりました。
黒にんにくや関連商品について少し紹介します。
黒にんにく
黒にんにく発祥の地は三重県とされていますが、研究や品種改良を重ねた結果、青森県産の黒にんにくが誕生しました。
黒にんにくの特徴は、生産者が編み出した低温発酵法により、酵母・乳酸菌が死滅しない程度に温度を上げて発酵させ、時間をかけて黒く変色させています。
食べてみると、普通のにんにくでは味わえないフルーティーな味わいと自然の甘酸っぱさが特徴的で、飽きがこないので、一度手に取って食べてみる価値はあります。
田子にんにくカレー
『田子にんにくカレー』は、田子産のにんにくがまるごと入ったレトルトカレーです。
カレーと合うように作られ、にんにくには甘さが感じられます。
ごはんとの相性は抜群です。
フライドガーリック
田子産のにんにくを油で揚げたものが『フライドガーリック』です。
にんにくを食べる時の風味はそのままに、サラダにトッピングして食べてもおいしいです。
いろんな料理の使える素材として定評があります。
嶽きみ
嶽きみとは青森県弘前市の嶽地区で栽培されているとうもろこしです。
普通のとうもろこしよりも甘く、岩木山のふもとで高原の特徴を活かした嶽地区で栽培され、寒暖差と良質の土にこだわって生産されていることが特徴的です。
甘いとうもろこしを使ったスイーツについていくつか紹介します。
嶽きみプリン
『嶽きみプリン』は、和洋がうまく合体した新感覚のプリンです。
上層に嶽きみの粒をそのまま使い、ジュレとして固め、下層のプリンにはゼラチンではなく、植物性の寒天を使った2層仕立てとなっています。
嶽きみロールケーキ
『嶽きみロールケーキ』は、嶽きみを粉末加工した生地とクリームに練り込んだロールケーキです。
スポンジには米粉を使用し、クリームの中央に嶽きみのババロアが入れることで、嶽きみの風味が感じられます。
嶽きみアイス
『嶽きみアイス』は、嶽きみを使用したペーストと濃厚なミルクを混ぜ合わせて作られたアイスクリームです。
とうもろこしの風味とミルクの味わいが特徴的で、後味がスッキリとしています。
牛肉
神戸牛や松阪牛などと比べると知名度が高くありませんが、青森には牛肉の銘柄として有名なブランド牛が存在します。
一例として挙げると、田子牛や倉石牛などです。
特徴としては、青森の大自然の中で良質な粗飼料を利用して健康的に育てられいることにあります。
牛肉が好きな人や全国の牛肉を食べ歩きしている人などであれば特産品として購入する価値があるでしょう。
青森が誇るブランド牛や牛肉を使った製品について一部紹介します。
田子牛
にんにくの生産地として有名な田子町で育てられた黒毛和種が田子牛です。
肉質はとても柔らかくしまりのある肉質で脂身は多めなのにとてもあっさりとした味わいが特徴的です。
数が少なく市場への流通量は多くないので、幻の田子牛とも呼ばれています。
倉石牛
倉石牛は青森県五戸町で育てられた黒毛和牛です。
過去に全国肉用牛枝肉共励会で最高の賞である名誉賞を獲得し日本一に輝いた実績があります。
食べてみるととろける脂としっかりとした肉質でジューシーな旨味が感じられるでしょう。
倉石牛味噌漬け
『倉石牛味噌漬け』は、倉石牛を加工し味噌に付けたものです。
品質保持と味噌の浸透抑制のため真空パックで販売され、肉本来の甘みを引き出すためこうじ味噌を使用しています。
倉石牛レトルトセット
『倉石牛レトルトセット』は、カレー・ビーフシチュー・ハヤシライス・牛丼の具のセットで販売されています。
いずれも倉石牛が入っており、上質な味わいを楽しむことができる逸品です。
お菓子
青森では特産品としてさまざまなお菓子が販売されています。
お土産として購入する価値があるお菓子が多いことでしょう。
他の都道府県では見かけない魅力的なお菓子がたくさんあります。
例えばりんごを使った『アップルブランデーケーキ』のお菓子が青森県では有名です。
他にも青森を代表するお菓子について紹介していきます。
いのち
『いのち』は、ラグノオで販売されているお菓子です。
中にはカスタードクリームが入っており、抹茶味やアップル味などがあります。
中心にはアップル味ならりんごの果肉が入ったジャム、抹茶味にはこしあんが入っています。
朝の八甲田
『朝の八甲田』は端的にいえばチーズケーキです。
青森県産の卵を使用し、ふわっとクリーミーな味わいとなるよう試行錯誤され、食べてみると口当たりがよくコクがあってまろやかさが感じられます。
オペラ歌手の森公美子さんが絶賛したことにより、知名度が爆発的に上がりました。
なかよし
『なかよし』は、八戸で水揚げされたイカにチーズを挟んだものです。
ひとつひとつが個別包装されていて、味の種類がいくつかあります。
食べてみるとイカとチーズの味わいが見事にマッチしていて食べ応えがあり、人によってはビールが欲しくなるほどおつまみとして有用性があるでしょう。
アップルブランデーケーキ
『アップルブランデーケーキ』は、刻んだりんごがたっぷり入ったブランデーケーキです。
フランス産ブランデーが入っており、少し香りがする程度ですが、りんごの味わいも楽しめるスポンジケーキとなっています。
せんべい
青森のせんべいは県南地域の南部せんべいが有名です。
南部せんべいはお土産として定評がありますが、八戸ではせんべいを鍋に入れたせんべい汁が一世を風靡しました。
せんべい汁と青森で有名な飴せんべいについて紹介します。
八戸せんべい汁
『八戸せんべい汁』は、ご当地グルメで町おこしの祭典【B-1グランプリ】で優勝したB級グルメです。
元々は八戸に経済効果を生み出すために開発されましたが、今では知名度は全国区となりました。
八戸せんべい汁研究所と共同開発された商品で、塩ベースのスープにキャベツや鶏肉などお好みの具材を入れ、ポイントとなるせいべいは最後に入れて食べることがおすすめです。
飴せんべい
『飴せんべい』は、ごませんべいに水飴を挟んだせんべいです。
せんべいと水飴のコラボレーションで、青森以外では北海道でも販売されています。
ラーメン
青森といえば、ラーメンは外せません。
煮干し系のラーメンや味噌ラーメンなど食べて損はないラーメンがいくつもあります。
ただ、今回紹介するのはお土産としてお持ち帰りが可能なラーメンです。
広い意味でラーメン激戦区である青森からお持ち帰りで楽しめるラーメンをいくつか紹介します。
しじみらーめん
青森でしじみらーめんは、和歌山というお店が提供したことが元祖しじみらーめんのルーツとされています。
お土産として『青森しじみラーメン』や『元祖しじみらーめん』などいくつか製品があります。
開封すると麺とスープ、加熱用のしじみと乾燥わかめなどが入っています。
食べてみるとしじみのエキスが口いっぱいに広がり、余韻にひたれるおいしいです。
味噌カレー牛乳ラーメン
『味噌カレー牛乳ラーメン』は、青森市にある味の大西という店が中心となって手掛けた独特なラーメンです。
開封すると味噌ベースのスープに麺だけが入っていますが、必要に応じてカレー粉と牛乳をブレンドしバターをトッピングしてネギやわかめなどを乗せるとよいでしょう。
味噌とカレーと牛乳がうまくマッチしたラーメンでおいしいです。
長尾中華そば
『長尾中華そば』は、青森市を中心に煮干し中華そばを提供している有名なお店です。
食べてみると、麺とスープがよく絡み、煮干しの余韻にひたれ、うまみが感じ取れます。
煮干しラーメンの激戦区と言われる青森で、中華そばをお土産として購入して食べてみる価値は十分にあります。
お土産として購入した長尾中華そばの中身は麵とスープだけですので、本場の味わいに近づけるためには別途チャーシューとメンマ、ネギなどの具材が必要です。
酒
コメの生産が盛んな青森県では有名な銘柄の酒がたくさんあります。
純米大吟醸酒として有名な『田酒』やりんごを使ったお酒のシードルやアップルブランデーなどさまざまです。
青森ならではのお酒には魅力が詰まっていますので、特産品として購入する価値はあるでしょう。
では、青森で有名な銘柄やりんごを使った酒について紹介します。
田酒
『田酒』は、文字通り田んぼで収穫された米だけを用いて生産された銘柄のお酒です。
いくつか種類があるものの、醸造用アルコールや醸造用糖類は一切使用していないこだわりがあり、純米大吟醸のお酒として購入する価値はあるでしょう。
亀吉
『亀吉』は、黒石で栽培されたコメを使用し、 酒米の旨味を存分に生かしたまろやかなコクのある手造りの吟醸酒です。
どこかなつかしさを覚える味わいが特徴的で、ロック割りがおすすめです。
りんごの酒
青森の酒といえばりんごを用いた酒は欠かせません。
りんごのお酒としてシードルが有名です。
中でも『弘前クラフトシードル』は世界的に有名な国際コンクールで最高賞のポム・ドール賞を2度受賞した実績のあるお酒です。
りんご本来の甘さを残しつつ、ビール本来ののどごしと爽快感ある味わいが楽しめます。
また、アップルブランデーも青森のお酒として人気があります。
りんごの香りと甘さを西洋のブランデーと合うように作られ、ストレートやロック割りで楽しむことが可能です。
調味料
青森県で生産されている調味料はユニークなものが多いです。
例えば『スタミナ源たれ』です。
他の都道府県にはない味わいを醸し出す調味料ですので、お土産として持ち帰るだけの価値は十分にあります。
では、青森を代表する調味料についていくつか紹介します。
スタミナ源たれ
『スタミナ源たれ』は、青森で有名な焼き肉のたれです。
青森県産のりんごやにんにくを使用し、たまねぎやしょうがなどが入っており、焼き肉以外に野菜炒めに使用してもおいしくいただけます。
また『スタミナ源たれ』には種類があり、塩味やりんごや野菜の配合が多めの『スタミナ源たれゴールド』という製品までさまざまです。
ちなみに青森では家庭料理に用いられることが多いほど人気がある焼き肉のたれで、家庭料理の一品を作ることにも役立てられています。
みそ貝焼きの素
『みそ貝焼きの素』は、下北半島郷土料理で使用される料理用の素です。
ホタテ貝の上に溶いた卵とみそ貝焼きの素を加えることで、下北の郷土料理が手軽に味わえます。
のっけ丼茶漬
『のっけ丼茶漬』は、北海道新幹線開業を記念して青森と函館のお互いの特産物を組み合わせた海鮮茶漬けです。
青森産で使用されているホタテ・サケなどをフリーズドライしたわさび味となっています。
漬物
青森では漬物文化が発達していてます。
津軽地方の農家は古来より稲作を行い、ごはんのお供として漬物を保存食として作ってきたのです。
津軽の伝承料理には漬物がついてきます。
米や野菜、魚介類などを用いた漬物が庶民に親しまれ、現代では『ねぶた漬』や『つがる漬』などが製品化され、青森を代表する漬物として知られるようになりました。
こうした背景があって漬物が特産品として販売されています。
また、佃煮も青森では食文化として発展しており、青森を代表する漬物と合わせて紹介します。
ねぶた漬
『ねぶた漬』は、青森で最も有名な漬物です。
中には数の子スルメなどの海の幸と大根やキュウリなどの山の幸が含まれています。
味付けは比較的濃いめで、酒の肴としてもご飯のお供としても相性がよいです。
つがる漬
『つがる漬』は、最高級の数の子を自然のかたちのまま使用し、スルメや刻みこんだ昆布と一緒に独自の技術を持って醤油で漬け込んだ漬物です。
酒の肴として食べるとおすすめです。
わかさぎ佃煮
『わかさぎ佃煮』は、小川原湖で水揚げされた新鮮なわかさぎを厳選して生産された佃煮です。
独自の製法過程で秘伝のタレに漬け込み、 酒の肴やごはんに合うように甘さも引き出しています。
茶
お茶の名産地は静岡県や鹿児島県などに注目を集めることが多いでしょう。
青森では緑茶ではなく、『ごぼう茶』や『りんご茶』などユニークなお茶が販売されています。
特産品として購入する価値や魅力が十分にあるでしょう。
どんなお茶なのか『ごぼう茶』や『りんご茶』について紹介します。
ごぼう茶
ごぼう茶とは、青森県産ごぼうだけを使用し、乾燥させて焙煎したお茶です。
ごぼうの香りを堪能しつつ、皮ごと使用しているのでごぼうの栄養をきちんと摂取できます。
実際に飲んでみると、体が芯から温まって新陳代謝の活性化につながり、ダイエット効果が期待できるようです。
また、カフェインを含んでいないことで、妊婦の人が飲んでも健康に問題はないので、おすすめです。
マキュレ 青森りんご茶
マキュレが製造している『りんご茶』は、りんごの実と皮だけで作られたりんご茶です。
りんごの香りを堪能しつつ、ノンカフェインですので妊婦の人でも安心して飲めます。
デトックスティー
『デトックスティー』は、青森県産のごぼうを使用し、桑・ペパーミント・熊笹・サラシアなどの原料を混ぜ合わせて作られたハーブブレンドごぼう茶です。
ヨガインストラクターの人が監修に携わったお茶ですが、『デトックスティー』をお湯や水に淹れて飲むと高血圧の改善や血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。