
青森県で2番目に人口の多い八戸市には観光スポットが満載です。
八戸には東北新幹線で東京や仙台から直行できる点が観光しやすい要素でもあります。
八戸は訪れるべき観光スポットが豊富です。
例えば、八食センターや種差海岸、八戸ポータルミュージアムなど魅力ある観光スポットがあります。
また、地元文化の良さを伝える施設があり、伝統工芸品をお土産として購入して思い出づくりも可能です。
さらに八戸は朝市が有名で、館鼻岸壁朝市は他の朝市にはない要素が満載で、時間に余裕があれば体感してみることをおすすめします。
一度八戸を訪れると、近い将来また訪れてみたくなるかもしれません。
この記事では、八戸の魅力満載な観光スポットについて紹介しますので、八戸を訪れた際には記念にお土産の購入やグルメを堪能していただけると幸いです。
この記事の目次
八食センター

八食センター
tohokukanko.jp
三陸産の魚介類が八戸に集まっているので、サザエやアワビなどを購入したい時に八食センターを訪れると一気に購入できます。
もちろん、八戸名産のイカも店頭に並んでいるので、海産物や魚介類の加工品をお土産として購入したい場合は八食センターに行くだけで十分です。
ただ、八食センターは魚介類だけ取り扱っているわけはなく、お菓子屋や青果店などの店舗もあります。
飲食店のテナントも中に入っていて、八戸せんべい汁や地元の魚介類を使用した寿司などが提供されているので、八戸観光を楽しむのであれば味わっておいたほうがよいかもしれません。
また、八食センター内では時折イベントが開催され、マグロの解体ショーや八戸の民俗芸能「八戸えんぶり」の実演などが行われます。
夏に訪れると恒例となっている野外音楽フェス「八食サマーフリーライブ」が開催されていますので、八戸観光とイベント開催と合わせる形で八食センターに立ち寄ると効率的です。
青森県の名店が集まったラーメン関連のイベントも開催されたことがあり、運よく八戸観光で訪れた場合は、青森県内のラーメン店の味を堪能することができるでしょう。
八食センターは八戸観光の際に立ち寄って損はない施設ですので、訪れる価値は十分にあります。
蕪島
蕪島は後述で記載する種差海岸の最北端に位置する島です。
もともとは孤島でしたが、過去に旧日本軍が行った埋め立て工事によって人工的な陸続きの島となりました。
蕪島はウミネコの繁殖地として知られています。
ウミネコは国の天然記念物に指定されていており、数万羽以上が蕪島にやってきては4月頃に産卵が始まり、6月頃にはヒナが生まれ、8月頃には成長したヒナが蕪島から巣立つことでしょう。
ウミネコをじっくり見たい人は、ウミネコが落とすフンに気を付ける必要があり、最低限でも頭にフンが付くことを防ぐために帽子をかぶりながら観光することをおすすめします。
蕪嶋神社

蕪島 tohokukanko.jp
創建されたのは鎌倉時代とされ、2015年11月に発生した火災により全焼してしまいましたが、2020年3月に新社殿が完成して復建しました。
蕪島神社では弁財天をまつり、商売繁盛・漁業安全の守り神として古くから信仰を集めてきた場所です。
また蕪島神社はパワースポットとしても知られており、金運上昇やカブになぞらえて株価や人望の株の上昇がl期待できるとされています。
もし観光で訪れた際は、記念に蕪嶋神社の御朱印を購入してみてはいかがでしょうか。
種差海岸

種差海岸 © SQUAREZERO クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
2013年5月24日に創設された国の名勝地に指定されている「三陸復興国立公園」の一部として組み込まれています。
辺りを見渡すと、天然芝が群生して岩礁や大小さまざまな奇岩が転がっている光景は自然を感じさせる産物です。
天気がよく見渡しが良い日であれば、開放的な景観にて太平洋を眺望できます。
種差海岸に含まれる大須賀海岸では「鳴き砂」と呼ばれる砂浜があり貴重な自然の遺産です。
歩くと本当に鳴いているような音がするので、何度でも確かめたくなるかもしれません。
種差海岸インフォメーションセンター
種差海岸インフォメーションセンターは、2014年7月12日に種差芝生地前にて開館した環境省の施設です。
以下の4つのコンセプトをもとに運営しています。
- いざなう場…来訪者が集まりやすい空間
- 生み出す場…自然との共生意識を醸成
- 伝え育む場…三陸復興国立公園の見どころや地元の自然・暮らしの情報提供
- つながる場…体験プログラムなどの実施により、来訪者・地域の方々・スタッフ間の交流を促進
目指すモノとしては、自然を体感してもらうことで、そこから学ぶことを他の人に伝授することで、つながりを形成し、地域の魅力を感じてもらうことが目的です。
みちのく潮風トレイル(種差海岸遊歩道)
みちのく潮風トレイルとは、種差海岸を含めた青森県八戸市から福島県相馬市の松川浦まで続く総距離1000kmを超えるロングトレイルです。
東日本大震災の復興事業の一環として整備されました。
ウォーキングが好きな人にとってはうってつけの場所かもしれません。
みちのく潮風トレイルに含まれる八戸市にある種差海岸遊歩道は、海岸線を歩きながら自然を感じられるスポットです。
自然が織りなす美しい景観は、吉田初三郎や司馬遼太郎など、多くの文化人に愛され数々の作品に書き記されました。
初夏に歩くと、海からの涼しい風から吹くこともあり気候面でおすすめです。
葦毛崎展望台

葦毛崎展望台
現在は展望台として一般開放されています。
天気がよければ太平洋を見渡す素晴らしい眺望が満喫できます。
春から夏にかけて周りには黄色い花や紫の花が彩り、辺り一帯の自然も楽しめます。
実は葦毛崎展望台に隠れた名物が存在し、カフェテラスホロンバイルというお店のソフトクリームが濃厚で味の種類も選べておいしいそうです。
葦毛崎展望台前までは車で移動が可能なので、観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
鮫角灯台
鮫角灯台は、1938年に建造され日本の灯台50選に選ばれたことがあります。
期間限定で一般開放されていることもあり、白い灯台が特徴です。
また、灯台本来の役割として八戸港に出入港する際のシンボルとなっており、天気のよい日には太平洋を一望することができます。
種差海岸を訪れたなら、ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
横丁を楽しむ
八戸には大きく分けて以下8つの横丁があります。
- みろく横丁
- 長横町れんさ街
- ハーモニカ横町
- 五番街
- 八戸昭和通り
- ロー丁れんさ街
- 花小路
- たぬき小路
八戸に横丁が誕生のは終戦後とされています。
八戸は港町として栄えていたので、海の男たちが集う場所必要だったこともあって酒場などの施設が作られ、年月の経過とともに飲食店街として発展していきました。
2002年には東北新幹線八戸開業に伴い、みろく横丁が誕生しました、
八戸の横丁について、上記3つの横丁を紹介します。
八戸屋台村みろく横丁
みろく横丁は八戸を代表する横丁文化のシンボルです。
中心商店街の活性化の意味合いもかねてオープンしました。
八戸屋台村みろく横丁は、中心街の三日町通りと六日町通りに面しており、26店舗で構成されています。
また、ISO14001の国内版ともいえる環境マネジメントシステム KES の認証を取得し、環境問題にも力を入れていることを示す狙いがあるかもしれません。
居酒屋から郷土料理まで幅広く点在し、八戸せんべい汁を堪能できる店舗まであります。
近くに店舗が軒を連ねているので、初めて訪れた人はどこの店舗に行けばよいのか迷ってしまうかもしれません。
みろく横丁全体に店舗情報が載っているので場所自体迷う可能性は低いですが、どの店舗も魅力的な料理が味わえるため、一度訪れただけではみろく横丁全体を堪能できないでしょう。
観光で訪れたのであれば夕食をいずれかの店舗で、もしくは地元の良さを知りたい場合は酒盛りに混ざって話を聞いてみる手段もあります。
長横町れんさ街
長横町れんさ街は、 映画館の脇の横丁に、鎖をつなぐような状態で飲食店が立ち並んでいたことが名前の由来とされています。
店舗数は20軒ほどで居酒屋や創作料理、焼き肉店などさまざまです。
昔ながらの横丁が感じされる風情が漂っており、どこか横丁文化を感じさせます。
長横町れんさ街でしか味わえない料理がありますので、立ち寄る価値はあるでしょう。
また、長横町れんさ街は入り口が2つあり、通り過ぎるとロー丁れんさ街に行き着きます。
ハーモニカ横丁
ハーモニカ横丁は、もともとはやきとり横丁と呼ばれていました。
時代ともに呼び名に変化が生じます。
やがて人々から「ハーモニカ」と呼ばれるようになるのですが、その由来として、昭和の時代に映画館の前のパチンコ店やスマートボール店などの娯楽施設に隣接していて、楽器のハーモニカのリードのように並んでいた様子からその呼び名となったそうです。
店舗数は10数軒ほどですが、居酒屋から小料理屋までさまざまです。
もともとの呼び名の名残が残っているのか焼き鳥屋が多く、店を変えて食べ比べしてみる価値はあるかもしれません。
また、インド・ネパール料理が堪能できるお店があるので、観光で訪れたら立ち寄ってみるとよいでしょう。
八戸ポータルミュージアム はっち
八戸ポータルミュージアム、通称はっちは、八戸の玄関口という意味があります。
「はっち」という名称は公募から選ばれたもので、地元を愛するため親しんでもらうためという意味合いもあります。
八戸ポータルミュージアムは5階構造です。
それぞれのエリア区分は以下のとおりです。
- 1F はっちひろば
- 2F 展示スペース
- 3F 展示スペース
- 4F ものづくりスタジオ&こどもはっち
- 5F 共同スタジオ
補足説明すると、1Fフロアには放送スタジオやシアター、カフェやカネイリミュージアム
ショップなど、お土産の購入やくつろぎの場として来訪者が訪れやすい空間となっています。
2Fと3Fはレストランやスタジオなどもありますが、観光展示がメインです。
八戸で行われているお祭りの賑わい情景や地域を代表する産業展示など、八戸の良さを知ってもらう意味合いが大きいでしょう。
4Fは子育て支援機能を持たせているフロアで、子どもから大人までゆったりと過ごせる空間を意識しています。
5Fはスタジオエリアと呼ばれることもあって、アーティストによる創作活動や、地域の人が観光客向けに行う講座など、さまざまな使い方によって自由度の高い空間となっています。
八戸ポータルミュージアムでは定期的にイベントが開催され、一例と挙げると八戸えんぶりを紹介するイベントが開かれていることがあって、観光客向けに八戸の良さをアピールしていることでしょう。
時に八戸えんぶりの練習拠点として使用されることもあります。
ユートリー(一般財団法人 VISITはちのへ)
ユートリーとは「VISITはちのへ」の愛称です。
JR八戸駅の近くにあり、8階建ての建物には宿泊施設や会議室・研修室などがあります。
1階のメインホールには八戸三社大祭の山車を展示しており、観光客向けとして記念撮影が可能です。
ロビーには八戸えんぶりのガラス絵画を展示していて、八戸の文化を発信するために役立っています。
2階のレストラン前には、南部裂織り・南部菱刺実演コーナーがあり、地域文化を体験できます。(要予約)
新幹線で訪れた観光客が帰宅の途につく場合はお土産が売っているので、購入し忘れた人にとってはありがたいでしょう。
朝市を楽しむ
朝市といえば、北海道にある函館の朝市や千葉県の勝浦朝市などが有名です。
青森県では八戸が全国に誇る朝市が開催されています。
観光で八戸を訪れた場合、朝市を楽しみましょう。
朝市の開始時刻に明確な規定を設けているところは少ないですが、開催時間は日の出から午前8時~9時まで開催されていることが多いです。
出店する人によっては真夜中にやってきて、準備している人もいるくらいです。
朝市の一般的なイメージは、海鮮物や魚介類を売っていると思われがちですが、地域によってはココでしか堪能できない食べ物やお土産が売っているかもしれません。
朝市にはさまざまな楽しみ方があり、過去の開催記録から出店実績があるお店にいくのか、行き当たりばったりな方法などがあります。
では、八戸で有名な2つの朝市について紹介します。
館鼻岸壁朝市
八戸の館鼻岸壁朝市は、日本最大級の規模を誇る朝市といわれています。
日本最大級の理由として日曜日の朝に全長約800m、およそ300店の巨大朝市が出現するからだそうです。
「街が突然出現した」という表現の呼び声高い館鼻岸壁朝市は普通の朝市とは異なります。
販売されているのが海鮮物や魚介類とは別に、コーヒーやラーメン、焼きそばなど何でもアリなのです。
中には朝市が始まってから1時間以内で商品そのものが売り切れてしまう場合があります。
初めて体験する朝市が館鼻岸壁朝市であれば、人の多さに圧倒されるでしょう。
ゆえに売り切れてしまった後の出店に行ってしまうことはざらに起こり得ます。
すなわち、館鼻岸壁朝市は一度訪れただけでは十分に堪能できないのです。
そのため何度か訪れて楽しむしかありません。
ただし、冬季は休市状態ですので、1年で最初の朝市を堪能したいのであれば、3月中旬ごろに開催されることを待ちましょう。
陸奥湊駅前朝市
陸奥湊駅前朝市は、地元の魚介類を扱う仲卸業者が中心となって軒を連ねた朝市です。
新鮮な魚介類をその場で堪能することができます。
開催期間は毎週月曜日~土曜日まで、日曜日に開催しないのは館鼻岸壁朝市に配慮した結果といえます。
200~300の店舗が出店していて魚介類だけではなく、野菜や総菜なども販売されています。
日曜日以外に八戸を訪れたのであれば、陸奥湊駅前朝市を楽しんでみてはいかがでしょうか。
八戸の歴史を楽しむ
八戸観光はお土産の購入やグルメ以外に歴史的な観点で楽しむことができます。
八戸の歴史は、集落跡や遺跡などが見つかったことから縄文時代から大きくさかのぼり、少なくとも過去に縄文人が現在の八戸周辺で暮らしていたかもしれません。
現代八戸の礎を築く歴史として南部藩、八戸周辺を治めていたとして八戸藩と呼ぶべきですが、八戸城下町が誕生したことが、現在の八戸市を形作っています。
その過程でさまざまな歴史的建造物や歴史遺産などが八戸に点在して、それらを目の当たりにすることで地域の歴史を楽しむことが可能です。
では、八戸を代表する歴史的建造物や歴史遺産などについていくつか紹介します。
根城跡
八戸市にある史跡根城跡は、1941年に国から史跡に指定されました。
広さは約18.5ヘクタールで、日本100名城にも選ばれています。
諸説ありますが、根城は1334年に南部師行(もろゆき)によって築城されたとされます。
命名の由来は南朝の根城(ねじろ)となるように根城と名付けたとされる説が有力でしょう。
のちに江戸時代に入って国替えされるまで、八戸南部氏の居城として使用されたそうです。
また、戦国時代に八戸南部氏が騎馬隊として名高い理由として、当時の甲斐(現在の山梨県)が馬の名産地だったことから、ノウハウを自国領土に持ち込み、それが南部鉄騎の由来となっているとされます。
現在残っているのは、主殿、番所、馬屋などで本丸は残っていません。
ですが、当時の文化が感じとれる工房や鍛冶場などありますので、見学はできます。
根城という存在があったからこそ、八戸城下町が栄えて、現在の八戸市を形作ったといえるでしょう。
キリストの墓
観光で八戸を訪れたのであれば、少し足をのばしてみてはいかがでしょうか。
八戸市から電車で約1時間の距離にある、新郷村のキリストの墓です。
キリストの聖地があるエルサレムから遠く離れた新郷村にキリストの墓があるのかというと、一説によればイエス・キリストの身代わり説が浮上したことにあります。
どういうことなのかといえば、歴史書などではエルサレムにあるゴルゴダの丘でイエス・キリストが処刑されたことになっていますが、実は弟のイスキリを身代わりにして何らかの方法で日本に渡来し、晩年は新郷村で亡くなり、葬られたということなのです。
この説明だけでは腑に落ちない人がいると思いますので、気になる人は直接新郷村を訪れてキリストの墓を訪れてみてはいかがでしょうか。
是川縄文館
八戸で縄文文化に触れられる是川縄文館(八戸市埋蔵文化財センター)があります。
史跡是川石器時代遺跡に隣接しており、土偶や土器などが展示されています。
縄文文化を知ってもらうため、火起こしや縄文土器づくりなどが体験可能です。
時には、考古学講座が開かれることもあり、歴史的観点から縄文文化に触れることができます。
もし、ピンポイントで訪れたい場合は毎年11月3日に行っている是川縄文館の無料開放に合わせて来るとよいでしょう。
櫛引八幡宮
八戸市にある櫛引八幡宮は、祈祷や厄除けなどを行う地元では有名な神社です。
建立された経緯は諸説ありますが、奥州藤原氏を討伐に貢献した南部氏が当時の櫛引村に社殿を造営し遷宮したのが始まりとされています。
境内に飾られている鎧は国宝に指定されているものがあり、見学は可能です。
また、建物の中には県内に現存する最古の洋風建築が含まれており、歴史を感じさせます。
八戸公園こどもの国
八戸公園内にあるこどもの国とは遊園地のような施設です。
地元では八戸のディズニーランドと呼ぶ人もいます。
大人から子どもまでゆったりのんびりくつろぐことができ、乗り物に関しては子どもは無料としていることが多く、喜ばしい限りでしょう。
観光客はもちろん、土日は地元の方も多く足を運ぶほどです。
八戸公園内の施設を散策した後に、こどもの国に立ち寄って観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクションを満喫することをおすすめします。
また、定期的にイベントを開催しているので、気になるイベントがあれば参加してみてもよいでしょう。
ただし、冬季間は閉鎖されているのでご注意ください。
八戸市水産科学館マリエント
八戸市水産科学館マリエントは、海の魅力をたっぷり伝える観光文化施設です。
青森市にある浅虫水族館と似ていますが、あくまで八戸市に関する海の生き物を展示しているので、ラッコやアザラシなどはいません。
大水槽が展示されているので、海を泳ぐ魚の様子がわかり、イカパラダイスのコーナーではイカの生態についてすることができます。
デンキウナギを用いた実験を行っている場合がございますので、デンキウナギが放出する電気量や放出時間など気になるようでしたら気軽に質問してみるとよいでしょう。
体験コーナーが充実していますので、深海はどんなところなのか知ることができるVR体験や水深1,000mの深海でかかる圧力についての体験など、体験してみたい場合はスタッフに声がけしてみましょう。
また、ウミネコに関するウミネコシアターやウミネコアイランドなど生態や逸話を知ることができます。
八戸市博物館
八戸市博物館は、郷土の歴史と文化を後世に伝える目的で建てられました。
八戸に関する考古・民俗・歴史などを知ることができます。
無形資料展示室は八戸の方言や祭り、地域文化などについて映像を交えて詳しく知ることが可能です。
また、定期的に企画展のようなイベントが行われ、えんぶり展やひな人形展などが開催されます。
八戸の地域文化を知りたい人は、ここを訪れるとよいでしょう。
八戸市美術館
八戸市美術館は、八戸市のまちづくりを後世に残したいことや新たな発展のためアートのまちづくりの一環として2021年11月3日にリニューアルオープンしました。
美術館の運営スタンスは従来の美術品展示のみならず、出会いと学びのアートファームをコンセプトとしています。
つまり、アートを通して人が集まり、人が集まるところにアートを展示する相互関係を活かしたやり方です。
事実、学校との連携して子どもたちにアートの良さを伝える活動の一端を成し、美術館企画の他に一般企画も用意して新たな文化創造と八戸市全体の活性化を図ることを目指しています。
展示している絵画を通して伝えたいことがあるのかもしれません。
ゆくゆくは、「この人の絵を展覧してほしい。」などの持ち込み企画や要望によって一般企画に厚みを生じさせ、地域の活性化につながっていく可能性があります。
大須賀海岸
大須賀海岸は、種差海岸の北に位置しています。
種差海岸と異なる点は、綺麗な砂浜のドライブスポットといわれている点です。
天気の良い日には砂浜一帯の海岸線が丘から一望できます。
また、散歩できる砂浜としては北東北最大級とされ、夏に訪れると海風に吹かれながら少しばかり散策してみる価値はあるでしょう。
また、日本の渚・百選に選ばれていますが、基本的に遊泳禁止です。
種差海岸を訪れたことがある人は、比較する形で大須賀海岸にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
八戸酒造株式会社
八戸酒造株式会社は、1740年に初代駒井庄三郎が青雲の志で近江国を出て陸奥の地で酒造りの道に入り、以来蔵元代々酒を造り続けてきたことが起源とされます。
現在では八戸に拠点を置く有名な酒造会社です。
代表銘柄には陸奥男山と陸奥八仙があります。
陸奥男山は八戸酒造の創業銘柄で、陸奥男山は辛口系の日本酒です。
陸奥八仙は酒仙の境地で酒を楽しんで願いを込めて名付けられました。
芳醇旨口でフレッシュな味わいが魅力の陸奥八仙は、果実のような香りとおだやかな旨味が特徴です。
他にも八戸酒造が世に送り出している銘柄がたくさんありますので、八戸を訪れた際のお土産として陸奥男山や陸奥八仙などの銘柄のお酒を購入してみてはいかがでしょうか。