十和田湖の観光スポットを紹介
十和田湖湖上遊覧 aomori-tourism.com

青森県と秋田県の県境に位置する十和田湖。周辺には、展望台やアクティビティ体験ができるスポットがたくさんあります。マイナスイオンたっぷりの自然と涼しげな川の流れを楽しめる奥入瀬渓流は、十和田湖に繋がっているのでセットで楽しむのが一般的です。少し離れた場所にある十和田市現代美術館や、蔦七沼、温泉施設など、周辺の観光スポットも紹介しているので、十和田湖観光の計画に役立ててください。

十和田湖について

十和田湖は、火山噴火により形成された二重カルデラ湖です。十和田八幡平国立公園の景勝地としても知られ、新緑や紅葉を見たいと訪れる人が後を絶ちません。夏や冬は花火が打ち上げられるイベントが催され、四季を通じて楽しめるように工夫が凝らされています。

十和田湖は、展望台から眺めるだけで満足する場所ではありません。野生生物を見て楽しむ、コケや滝などの自然に触れる、自転車で十和田湖一周をしてみるなど実にさまざま。奥入瀬渓流とあわせて散策したり、遊覧船やボートに乗って秘境まで見に行ったりと、それぞれの好みに合わせた楽しみ方ができる場所なのです。家族やカップルはもちろん、一人旅が好きな人にも満足してもらえる自然いっぱいの十和田湖を、ぜひ満喫してください。

十和田湖を見るならどこから?

十和田湖を俯瞰して見たい人は、十和田湖周辺に点在する展望台を利用しましょう。夕日が沈む様子を余すことなく楽しめる「瞰湖台(かんこだい)」からは、十和田湖の2つの半島が見えます。そのため、地理に自信がない人でも、しっかりと位置関係を理解しながら眺められる場所です。

国道沿いをドライブしながら目に飛び込んでくる十和田湖も圧巻です。

もっと間近で十和田湖の水に触れたい人は、乙女の像付近のウォーキングエリアがおすすめ。静かな湖を眺められる砂浜が、疲れた心身を癒してくれることでしょう。

十和田湖 エリアガイド

十和田湖にはたくさんの観光スポットがあり、そのエリアごとに特徴があります。

奥入瀬渓流から十和田湖までの散策エリア、遊覧船やカヌー、モーターボートで十和田湖を見尽くす十和田漫遊エリア、食事や宿泊をメインで楽しめる休屋エリア、展望台が並ぶエリア、温泉で疲れを癒せるエリアなど、実にさまざま。

目的と時間に合わせてエリアを決め、余すことなく十和田湖を楽しんでください。

渓流散策エリア

このエリアは車道と遊歩道が整備されていますが、散策エリアというだけあって徒歩での観光がおすすめです。高さ7m、横幅20mの「銚子大滝」、奥入瀬渓流を代表する激流スポット「阿修羅の流れ」、大きな岩が桂の木で支えられた「石ヶ戸」など、外せない観光スポットを網羅できます。

渓流にやってくる野鳥やイワナ、奥入瀬に住み着くカモシカなど、ここでしか見られない野生生物に遭遇できるのも魅力の一つです。

ゆっくりと散策しながら、川の中や木々の間を眺めてみてください。

十和田湖漫遊エリア

宿泊施設が並ぶ休屋と、遊覧船の乗り場がある子ノ口の間に位置する、宇樽部周辺を指します。宇樽部キャンプ場でのキャンプ、トレッキングやカヌー体験など、全身で大自然を感じられるアクティビティが盛りだくさん。

湖岸に浮かぶ赤い鳥居と小さな祠が目印の「松倉神社」は、子ノ口から宇樽部へ向かう途中に位置しています。

さらに、御倉山先端の大噴火の後に溶岩がせり上がってできた溶岩ドームの一部は、「御倉山の断崖」と呼ばれる絶景スポット。火山噴火の影響で作られた、二重カルデラ湖である十和田湖ならではの見どころといえるでしょう。

食事・宿泊エリア

十和田湖南部の湖畔に位置する休屋。宿泊施設や食事処、土産売り場が集うため、観光客でにぎわいをみせるエリアとなっています。

2人の女性が向かい合うブロンズ像「乙女の像」、木々の中にずっしりと神殿を構える「十和田神社」、神社から大鳥居へ向かう途中に並ぶ「参道の杉並木」など、見どころいっぱい。

これらは、車も自転車も乗り入れ禁止のウォーキングエリアを歩いて向かいます。遊覧船が通った後にだけ見られる、静かな十和田湖の水面が波立つ様子。十和田湖の砂浜に波が打ち寄せる瞬間を眺められる特別な場所です。

十和田湖展望エリア

十和田湖の中山半島を望むことができる西湖畔沿いを走る国道には、展望台や十和田湖を見下ろせる場所がいくつもあります。

十和田湖全体を、さまざまな角度から眺めたい人に立ち寄ってほしいエリアです。アクティビティ豊富な東側の宇樽部エリアとは反対に位置しているため、静の西湖、動の東湖とすると覚えやすいはず。

十和田湖の南に位置する「発荷峠」は、秋田方面から来る人が真っ先に立ち寄れる有名な展望スポットです。十和田カルデラの外輪山が正面に、その後方には南八甲田の櫛ケ峰を望むことができます。火山噴火によって形成された二重カルデラ湖の形を、じっくりと見て感じてください。

秘境・温泉エリア

奥入瀬渓流の玄関口でもある焼山から北へ向かった先に、秘境・温泉エリアがあります。

ブナの原生林に囲まれた、源泉が直接注がれる内湯がある「蔦温泉」、十和田湖温泉郷の上に位置し、スキーやスノーボードと温泉をセットで楽しめる「十和田湖温泉スキー場」、奥入瀬渓流の歴史や生態系を学べる「奥入瀬渓流館」と「奥入瀬湧水館」などは、秘境といわれるだけあって車でのアクセスが便利です。

蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・菅沼・瓢箪沼から少し離れた場所に位置する「赤沼」。蔦七沼を巡る1時間のコースから外れるため、こちらの秘境・温泉エリアの観光と一緒に訪れるのがおすすめです。

このエリアには野鳥が多数存在するため、バードウォッチングも楽しめます。奥入瀬渓流と蔦川が交わる場所に架けられた「出合い橋」は、森林浴をしながらバードウォッチングするのに最適です。

三大展望所

十和田湖の絶景を一望できるスポットがあるのを知っていますか?十和田湖には、三大展望地と呼ばれる展望台が設置されています。3カ所の展望台は離れた場所に位置しているため、3方向からの十和田湖を眺めることが可能です。

発荷峠展望台は休憩所と隣接しているためバスでもアクセスしやすいですが、すべて見て回りたいのであれば、自家用車やレンタカーがおすすめです。

御鼻部山展望台

御鼻部山展望台

御鼻部山展望台 pixta

十和田湖の北側に位置し、3つの展望台の中でもっとも標高が高い位置にある御鼻部山展望台。

真っ白い濃霧に覆われる事がある春や秋の午前中は、十和田湖にかかる広大な雲海を見ることができます。観光スポットである休屋とは、湖を挟んだちょうど反対側にあるためアクセスは少々大変です。しかし、十和田湖を高い位置から見られたり、運が良ければ雲海にも巡り合えたりする展望台はここだけなので、行って損はありません!

発荷峠展望台

発荷峠展望台

発荷峠展望台 pixta

樹海ラインの終点に位置する発荷峠展望台。駐車場が完備されているため、3つの中ではもっともアクセスがしやすい展望台です。観光バスの休憩所として利用されることもあり、夏や秋は観光客で賑わっています。

発荷峠展望台から徒歩15分ほどの場所にある紫明亭展望台は、日本八景の一つとしても名を馳せるほど。ハートに見える十和田湖を眺めたい人は、あわせて訪れてみましょう。

瞰湖台(かんこだい)

瞰湖台

瞰湖台 pixta

十和田湖に突き出す2つの半島に挟まれた中湖に面する瞰湖台(かんこだい)。休屋発着の遊覧船が通るルートで、静かな湖に浮かぶ遊覧船とその航跡を優雅に楽しめるスポットとなります。

十和田湖の南側に位置する瞰湖台に行くなら、日が沈みかける夕方がおすすめです。夕日に染まった湖面、趣のある遊覧船と航跡、広大な十和田湖が同時に堪能できる絶景は、ここでしか味わえません!

定番スポット

十和田湖周辺で景色や自然を楽しみたいなら、奥入瀬渓流や蔦沼は外せません。奥入瀬渓流沿いのコケをイメージした製作体験ができる、奥入瀬モスボール工房は子どもにも喜ばれます。ここでは、十和田湖周辺でおすすめの定番観光スポットを紹介します。ゆったりとした時間が流れる十和田湖周辺でマイナスイオンを感じて、心身ともにリフレッシュしましょう。

十和田湖

青森県十和田市奥瀬十和田湖畔子ノ口

青森県十和田市奥瀬十和田湖畔子ノ口 pixta

十和田湖は、大きく4つのスポットに分けられる観光名所です。

焼山~子ノ口まで約14kmの奥入瀬渓流を散策できるエリア、トレッキングやキャンプ、カヌーなどで大自然に触れ合える宇樽部エリア、食事処や宿泊施設、土産売り場が並ぶ休屋エリア、展望台から俯瞰した十和田湖を眺められる西湖畔エリアがあります。

特に人が集まる休屋エリアには「乙女の像」や「十和田神社」があり、朝夕のウォーキングついでにサクッと名所巡りが可能な場所となっています。

奥入瀬渓流

十和田八幡平国立公園の景勝地でもある奥入瀬渓流。特別名勝、天然記念物として国の指定を受け保護されている場所で、滝や清流、コケの生えた岩などを見て楽しめます。

渓流沿いは遊歩道と車道が整備されており、身体が不自由な人や疲れやすい子どもでも散策しやすいです。

トンネル状に道を覆う木々……夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪化粧など、季節による色の移り変わりが楽しめます。

銚子大滝

銚子大滝:紅葉

銚子大滝の紅葉 aomori-tourism.com

高さ7m、幅20mの「銚子大滝」は、水しぶきを間近で見られる、奥入瀬渓流の中でも外せない観光スポットです。

勢いよく流れ落ちる水により生み出されたミストからは、森のマイナスイオンを存分に感じられます。銚子大滝は断層や別の川の影響でできたとされ、十和田湖への魚の遡上を妨げる魚止の滝とも呼ばれているそう。現在は、十和田湖名物でもあるヒメマスが元気に泳いでいます。

どの季節に訪れても期待を裏切らない銚子大滝ですが、冬になると寒さで全体が氷瀑と化す姿は圧巻です。

乙女の像

乙女の像

乙女の像 aomori-tourism.com

詩人でもあり彫刻家でもあった高村光太郎の最後の作品としても知られる、乙女の像。十和田湖の国立公園指定15周年を記念して、昭和28年に青森県が建立したブロンズ像です。十和田湖休屋のバス停や、休屋近辺のホテルから、徒歩でのみアクセス可能な場所に位置しています。

高さ2.1mもある2人の貴婦人は、向かい合って左手を合わせるようなポーズをしています。両者の左手の間に沈みかける夕日を、タイミング良く収めると、とても幻想的な写真が撮れるかもしれません。

十和田市現代美術館

十和田市の中心市街地にある官庁街通りを美術館に見立て、さまざまなアート作品を展開したプロジェクトが「Arts Towada」計画です。その一部となっている十和田市現代美術館。

それぞれに割り振られた展示室は、アートのための家とみなし独立して配置されます。大きなガラスが目を引く展示室の窓はあらゆる方面へ向いており、街全体へ展示しているような開放的な構成となっています。

草間彌生やロン・ミュエクなどの世界的アーティストによる常設展示も行われているので、余すことなく楽しんでください。

蔦沼

蔦沼散策

蔦沼散策 aomori-tourism.com

秋の紅葉シーズンは、早朝から足繁く通うカメラマンが何人もいるほど絶景の蔦沼。真っ赤に色付いた木々が水面に映る様は、観光用のポスターやパンフレットにも使われるほど絶景です。

十和田湖よりも北側、八甲田山の麓に位置する蔦沼は、青森市や十和田市方面からのアクセスが便利です。ブナの原生林やさまざまな野鳥が生息する国立公園全体とあわせて、ゆっくりと見て回りましょう。

蔦七沼

錦秋の蔦沼

錦秋の蔦沼 pixta

蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼、赤沼を総称したのが蔦七沼です。自然遊歩道「沼めぐりの小路」を歩くと、7番目の赤沼以外の6カ所を約1時間で散策できるようになっています。

また、野鳥を見て楽しめる「野鳥の小路」も整備されており、鳥や生き物が好きな人にピッタリです。

十和田湖だけでは見られない、ホタルや満天の星空を眺められる蔦七沼は、早朝や夜に気を付けて向かうのがおすすめ。

手づくり村 鯉艸郷(りそうきょう)

鯉艸郷ルピナスまつり

鯉艸郷ルピナスまつり pixta

手づくり村 鯉艸郷(りそうきょう)は、季節に合わせて花菖蒲や芍薬、ルピナスや山野草が楽しめる施設です。子どもが好きそうな、コイとウサギのえさやり体験も可能。

平成2年に復元して建てられた鯉艸郷のシンボル、茅葺民家「鯉艸亭」では、石臼で挽いた手打ちそばやわっぱとりめし定食が食べられます。茅葺屋根にマッチした囲炉裏を囲んで、宴会や会食を行ってもOK。

奥入瀬遊歩道

奥入瀬遊歩道は、焼山から子ノ口まで約14kmあります。足や体力に自信のある人は制覇してほしいですが、自信のない人は石ヶ戸から子ノ口までの約9kmを頑張って歩きましょう。

しぶきを上げながら流れる「奥入瀬渓流」、20mの高さから細く流れ出る「雲井の滝」、ゴツゴツした岩肌を流れ落ちる「九段の滝」、水量と滝の幅が渓流一の「銚子大滝」など、有名なスポットを外すことなく楽しめます。

阿修羅の流れ(九十九島)

奥入瀬渓流の馬門橋上流には、激しい渓流を眺められる場所「阿修羅の流れ」が存在します。サラサラと心地の良いせせらぎが聞こえる奥入瀬渓流の中でも珍しい場所なので、渓流散策をする際は外せないスポットといえるでしょう。

阿修羅の流れの途中に、コケや草をまとった岩があります。それが島のように見えることからその名が付けられた「九十九島」も見どころです。

石ヶ戸(いしけど)

石でできた小屋という意味がある「石ヶ戸(いしけど)」。奥入瀬渓流が最大のカーブを描く場所に位置する景勝地です。

川辺には、凝灰岩でできた厚さ1m、長さ10mの巨石を、2本の桂の大木が支える岩屋があり、これが石ヶ戸(いしけど)という名の由来となっています。

近くの石ヶ戸休憩所には、奥入瀬渓流で唯一の売店があるので寄ってみてください。

奥入瀬モスボール工房

奥入瀬に生育しているコケ・シダ・樹木をモチーフに作られたモスボール(コケ玉)。苔むした岩をモスボールに見立てた、手のひらサイズの小さな奥入瀬。

展示販売されているモスボールは一つも同じものがなく、本当に奥入瀬の森の中へ迷い込んだように思えます。

製作体験も行っているため、家にも飾りたく作品を作ってみませんか。

湖を体験する

周りを陸地に囲まれた十和田湖では、ボートやカヌー、遊覧船での体験アクティビティを行っています。川や海のような波がないので、船酔いする人でも参加しやすいはず。

小型ボートに乗って、秘境となる奥地へ行くことも可能です。陸地からは見ることのできない十和田湖の秘密を目にしたい人は、マストで参加しましょう!

十和田湖全体を眺めたいなら遊覧船、秘境を巡りたいならグリランドのツアーやクルーズを選ぶと良いです。

グリランド 十和田湖 RIBツアー

十和田湖の隠れた名所を堪能できる、グリランドの十和田湖 RIBツアー。濡れることはほとんどないため、そのままの服装で参加可能です。

アイヌ語で「光輝く水が湧き出る場所」といわれるイトムカの入り江、神代ヶ浦の古代遺跡、洞窟や御室などがある、原生の森と絶壁に囲まれた特別保護区をRIBボートで巡ります。

カメラや双眼鏡の持ち込みOK。さらに、偏光サングラスがあると、湖の中の魚や生き物をじっくりと観察できるのでおすすめです。

十和田湖パワースポットクルーズ

十和田湖パワースポットクルーズ最大の強みは、このツアーでのみ、超強力パワースポット占場に行くことができる点にあります。こちらもグリランドのツアー同様、神秘の湖とされる十和田湖の特別保護区のクルーズが楽しめるアクティビティ体験です。

軍隊用に開発されたRIBボートは、最高速度100kmで湖上を走ります。早朝クルーズも行っており、運が良ければ野生生物に遭遇できるかもしれません。

十和田湖カヌーセンター

全国の体験型施設7,000店舗以上の中で最高の金賞を受賞した、十和田湖カヌーセンター。特別保護区の秘境にあるイトムカの入り江を、余すことなくじっくりと堪能できるアクティビティです。

RIBツアーとは違い、参加者が自ら行きたい場所へカヌーを動かすことができます。カヌーには大人2~3人、大人2人+幼児2人で乗れますが、事前連絡と条件次第ではワンちゃんも乗船可能だとか。

森の中にいるカモシカやムササビなどを見られる人はラッキーです!

十和田湖遊覧船

周囲の山々や、湖上からのビュースポットをゆったりと巡る十和田湖遊覧船。

運行ルートは、十和田湖の南東部全体を見渡せる休屋(やすみや)ー子ノ口(ねのくち)ルート、中山半島と御倉半島の間にある十和田湖の最深部を見れる休屋ー休屋ルートの2通りから選べます。運行時間はどちらも50分ほど。

気軽に楽しみたいのであれば、十和田湖の観光拠点となる休屋発着のルートがおすすめです。

十和田湖モーターボート

遊覧船では堪能できないスポットを巡れる十和田湖モーターボート。乗船時間ごとにAコースからDコースまで分けられており、滞在時間や見たいスポットに合わせて選べるのが嬉しいポイント。

おすすめは、十和田湖でもっとも深い場所の上を航走する、乗船時間40~50分のCコースです。神秘的な深いブルーの水面が間近で楽しめます。

予算も時間もあまりかけられない人は、5分から乗船できるちょい乗りコースをお楽しみください。

十和田湖のイベント

紅葉が有名な十和田湖では、秋以外の季節もイベントが催されています。迫力満点の冬花火を楽しめる十和田湖冬物語。十和田湖湖水まつりは、夏の夜の十和田湖を華やかに彩る、花火やスカイランタンが楽しめるイベントです。どちらも期間が決まっているので、事前にチェックをしてから足を運んでください。

十和田湖冬物語

十和田湖冬物語

十和田湖冬物語 aomori-tourism.com

空気の透明度が高い冬の空に打ちあがる、迫力満点の花火。火・水曜日と悪天候の日を除き、ほぼ毎日19時30分から約5分間打ちあがります。夏と違って日が落ちるのが早い冬は、この時間でもキレイな星空と花火のコラボレーションを楽しめる可能性が高いです。

送ったメッセージをアナウンスしてもらえる「メッセージ花火」は、大切な人への贈り物として喜ばれます。

周辺で行われる十和田湖カヌーツアーや十和田サウナ、奥入瀬氷瀑ナイトツアーとあわせてプランを立てるのがおすすめ。

十和田湖湖水まつり

十和田湖湖水まつり

十和田湖湖水まつり pixta

7月中旬頃に行われる十和田湖湖水まつり。2020年、2021年の夏は「世界の新型コロナウイルス感染の収束」を祈って、スカイランタンが灯されました。

空へ放してしまうのではなく、細い糸でつながった状態でリリースするため、イベント後は記念品として持ち帰ることが可能。

また、同時刻には遊覧船ナイトクルーズが行われ、船からスカイランタンを眺められます。メインの花火が打ちあがる時間も、贅沢に湖上から楽しめます。

十和田湖で温泉

湖畔が整備され、ウォーキングや自転車での観光ができる十和田湖周辺。カヌーやモーターボートで楽しむクルーズで汗をかいた後は、ゆっくりと温泉に浸かりたくなることでしょう。

十和田湖周辺には、源泉湧き流しの蔦温泉や、開湯400年以上を誇る谷地温泉などがあります。

身体を動かして十和田湖を楽しんだ後は、時間をかけて優しい肌触りの温泉を楽しんでください。

蔦温泉

蔦温泉の特徴は、源泉の上にそのまま浴槽が設置されていることです。湯船の底板から、空気に触れていない源泉が湧き出している、日本でもたいへん珍しい温泉といえます。

混浴風呂として営業していた「久安の湯」には、現在も浴場が1つしかありません。宿泊者は男女入れ替え制での入浴となります。

男女別の「泉響の湯」は、浴槽から梁までの高さが12mもある、開放感が楽しめる浴場です。

谷地温泉

宿泊もできる谷地温泉は、館内の水すべてが八甲田山系から流れ出たものとなります。開湯から400年以上経ち、日本三秘湯としても名を馳せる温泉です。

38度の霊泉といわれる「下の湯」と、42度の白濁した「上の湯」があります。泉質と効能の異なる2種類の温泉を同時に楽しみたい人におすすめ。こちらも蔦温泉同様、浴槽の底から直接温泉が湧き出る珍しいタイプの温泉です。

元湯 猿倉温泉

猿倉温泉には5つの源泉があります。そのうち2つを旅館で使い、残りの3つを奥入瀬渓流入口の温泉へ送湯しているのが元湯とされる理由です。

旅館の中にある猿倉温泉は、内湯、露天風呂、サウナが楽しめます。

日帰り入浴は誰もが入りやすい価格で、土日祝日のみ受け付けています。冬季は営業を停止しているので、営業期間や時間の確認をお忘れなく。

紅葉の湯

十和田湖から少し離れた十和田市内まで行くと、内湯の種類が豊富な紅葉の湯があります。

高温・中温・低温風呂、電気風呂、茶碗風呂、寝湯、さらに、露天風呂や遠赤外線サウナなどが備わっている、アルカリ性単純温泉です。水温の違いや異なるお風呂の形を楽しみながら、長い時間ゆっくりと疲れを癒してください。

十和田湖 観光に便利なホテル

十和田湖周辺には、奥入瀬渓流や蔦沼、銚子大滝など、たくさんの観光スポットが存在します。ゆったりとした時間が流れる十和田湖だからこそ、観光も時間をかけてじっくりと楽しみたいところ。アクティビティや製作体験を含めると、1日では絶対に足りません。1泊2日以上の十和田湖観光の際に泊まりたい、立地やコスパに富んだ便利なホテルを紹介します。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

奥入瀬渓流のほとりに位置する、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル。十和田八幡平国立公園の一部である渓流のせせらぎが、客室やロビーから堪能できるホテルです。

八甲田山系から湧き出る、優しい肌触りの温泉を引いています。木々が青々と茂る新緑の夏、赤や黄色で色づく紅葉の秋に入る露天風呂は最高です。

大人なフレンチレストラン、ライブキッチンを行うビュッフェ形式のレストランがあるので、予算に合わせてお選びください。

十和田プリンスホテル

十和田湖のほとりに位置する、十和田プリンスホテル。晴れた日は、湖面に反射する朝日を眺めながら朝食を食べられる、サンライズモーニングが楽しめます。

アクティビティ体験ができるグリランドからホテルへの送迎がされているのは嬉しいポイント。

国重要文化財である康楽館や小坂鉱山事務所、小坂鉄道レールパークの施設利用料が半額になるキャンペーンも行っているので、あわせて観光したい人におすすめです。

ホテル十和田荘

温泉も食事も楽しみたい人におすすめなのが、ホテル十和田荘です。客室は和室、洋室、和洋室の3種類あり、ニーズや人数に合わせて選べるようになっています。

旬の料理はもちろんのこと、B級グルメの「十和田バラ焼き」や「八戸せんべい汁」が味わえるプランも。

2種類ある大浴場は男女入れ替え制を取り入れているため、雰囲気の異なる温泉が楽しめます。

十和田ホテル

十和田ホテルは、秋田杉の巨木を一部に用いた、木造3階建ての登録有形文化財です。特に、すべてが黄金色をしたロビーや図書館は、昔にタイムスリップしたかのような落ち着きを感じられます。

大浴場は、内湯とサウナ、露天風呂のみのシンプルな造りですが、大きな窓のおかげで十和田湖や周辺の景色が楽しめるようになっています。

奥入瀬 森のホテル

猿倉温泉の源泉と、県産食材をメインに使ったコース料理が楽しめる、奥入瀬 森のホテル。サラダ、キッシュ、ローストビーフなど、ジャンルにとらわれないコース料理には、十和田・奥入瀬の魅力とシェフの思いが込められています。

ジェット風呂や露天風呂、サウナが備わった大浴場は、日帰り入浴も可能です。

十和田湖レークビューホテル

十和田湖レークビューホテルは、観光スポットである「十和田神社」や「乙女の像」まで歩いて行きやすい場所に位置しています。

メインともいえる食事は、十和田牛、カニ、八戸せんべい汁など、複数のプランから選べます。

このホテルの和室は17.5畳と広く作られているため、大人数のグループや家族での宿泊にピッタリです。

ホテルポニー温泉

ホテルポニー温泉は、日帰り入浴も可能な温泉付きの宿泊施設です。

八甲田連峰が見える露天風呂、サウナ・水風呂・打たせ湯・泡風呂・岩盤浴・白湯が楽しめる大浴場、青森ヒバで造られた宿泊者専用内湯などがあります。

珍しいラジウム陶板浴やドライサウナも完備しているので、温泉好きにはたまりません。十和田湖や奥入瀬渓流を歩き回って、疲れた身体を癒してあげましょう。

十和田湖バックパッカーズ

リーズナブルな価格で連泊をしたい人におすすめの宿泊施設です。相部屋のドミトリー、ツイン、トリプル、4ベッド、6ベッドの個室があり、外国人観光客も多く泊まります。

宿泊者専用で、自転車・スクーターの無料貸し出しサービスも行っているので、車がなくても周辺観光がしやすいです。

アクティビティや観光を楽しみたいので、宿は価格を抑えたいと悩んでいる人はここ!

十和田湖には、五感で楽しめる観光スポットがたくさんあります。季節によって異なる表情を見せる十和田湖を一望できる展望台や奥入瀬渓流ウォークは、実際に行って見ないと最大限の良さが伝わりません。ここで挙げた観光スポットとあわせて、十和田湖の観光プランを立ててください。

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