
「親が住んでいた青森の実家が空き家になった」
「自分は県外に住んでいるので、なかなか様子を見に帰れない」
「家の中には家具や荷物が残ったまま。何から手をつけたらいいのかわからない」
そんな悩みを抱えていませんか?
生まれ育った実家だからこそ、簡単に「売る」「壊す」と決められない。
一方で、誰も住まなくなった家を何年もそのままにしておくことにも不安があります。
今回AOMORI.LOVEがご紹介するのは、青森県内の空き家に関する相談に対応する「特定非営利活動法人 青森県空き家対策サポート協会」です。
解体、残置物の撤去、遺品整理など、空き家にまつわるさまざまな悩みについて相談することができます。
特に注目したいのが、県外に住みながら青森県内に実家を持っている方でも相談できること。
「まだ解体すると決めていない」
「売るべきなのかもわからない」
そんな段階からでも大丈夫です。
今回は、これから青森の実家や空き家について考える方に知ってほしいポイントとともに、青森県空き家対策サポート協会の取り組みをご紹介します。
青森の実家を相続。でも、自分は県外暮らし……
青森で暮らしていた両親から実家を引き継いだものの、子ども世代は東京や仙台など県外で生活している。
そんなケースは珍しくありません。
仕事がある。
子どもの学校がある。
すでに自宅を購入している。
さまざまな事情から、実家を相続したからといって青森へ戻れるとは限りません。
ところが家は残ります。
「次に青森へ帰った時に考えよう」
「今すぐ困っているわけではないから」
そうして月日が流れ、気がつけば数年間ほとんど手をつけていない――。
空き家問題の難しいところは、何もしなくても、すぐには困らないことなのかもしれません。
だからこそ、問題が大きくなる前に「これからどうするのか」を考えておくことが重要になります。
青森だからこそ気になる、雪と空き家
青森の住宅を考えるうえで、避けて通れないのが雪です。
人が暮らしている住宅であれば、雪かきや屋根の状況確認、建物に異変があった際の対応ができます。
しかし、県外に住む家族が所有する空き家では、そう簡単ではありません。
さらに長期間人が住まないことで、
・建物の老朽化
・庭木や雑草
・害虫や小動物
・防犯面
・近隣住宅への影響
など、さまざまな心配も出てきます。
特に県外に住んでいると、
「今、実家がどうなっているんだろう」
ということ自体が見えにくくなります。
青森の実家を所有している方にとって、現地を確認してくれる相談先があることは、大きな安心材料になるのではないでしょうか。
家の中に荷物が残ったままでも相談できる
空き家について相談する際、
「まず自分たちで家を片付けないといけないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、実家には想像以上の荷物が残っていることがあります。
家具。
家電。
布団。
衣類。
食器。
本。
写真。
そして、家族にとって大切な思い出の品々。
何十年も家族が暮らしてきた住宅を、数日で片付けることは簡単ではありません。
青森県空き家対策サポート協会では、残置物の撤去や遺品整理についても相談することができます。
そのため、
「家財が残っているから解体の相談ができない」
と考える必要はありません。
まずは現在の状態を伝えるところから始めることができます。
「解体する」と決めていなくても大丈夫
空き家になったからといって、すぐに解体することだけが答えではありません。
例えば、
売却する
建物や土地の状態によっては、そのまま売却できる可能性があります。
解体する
老朽化が進んでいる場合や、今後使用する予定がない場合には、建物を解体して土地として残す方法があります。
荷物を整理する
まずは残置物や遺品を整理し、その後の方向性を考える方法もあります。
管理しながら残す
すぐに結論を出さず、一定期間管理しながら家族で話し合うという選択肢もあります。
大切なのは、
「空き家=すぐ解体」
と決めつけることではありません。
家の状態や土地、家族の希望によって、適した方法は変わります。
だからこそ、青森県空き家対策サポート協会では「何をしたらいいかわからない」という段階からの相談を大切にしています。
県外に住んでいても相談できる
今回、AOMORI.LOVEとして特に知ってほしいのが、このポイントです。
青森まで何度も帰れなくても、空き家について相談することができます。
電話などで状況を伝えながら、必要に応じて現地確認を進めていきます。
「青森に帰る時間を作って、それから業者を探して……」
とすべてを自分たちだけで進める必要はありません。
例えば、
「東京に住んでいるけれど、青森市に実家がある」
「親が亡くなってから家の中を確認できていない」
「兄弟も県外なので誰も管理できない」
といった場合でも、まず相談することができます。
遠く離れているからこそ、青森側で相談できる相手を持っておく。
これが、実家の空き家問題を考える第一歩になるかもしれません。
実際の解体工事にも対応
青森県空き家対策サポート協会のホームページでは、青森県内で実施された解体工事や家財処分などの事例も紹介されています。
戸建住宅やアパートなど、建物の状況は一軒一軒異なります。
解体の場合には、
周囲の住宅との距離。
道路の広さ。
建物の構造。
残っている家財。
敷地条件。
なども確認しながら進める必要があります。
実際の施工事例を見ることで、
「自分の実家と似たケースはあるのか」
「解体はどのように進むのか」
といったイメージもしやすくなります。
空き家の問題は、建物だけの問題ではない
実家という場所には、単なる「建物」以上の意味があります。
家族で食事をした場所。
子どもの頃に遊んだ部屋。
毎日通った玄関。
家族の写真。
地域の人との思い出。
だからこそ、空き家になった実家をどうするかという決断は簡単ではありません。
「壊すのは寂しい」
「でも、このまま残しておくのも難しい」
その両方の気持ちがあって当然です。
空き家問題を考えるということは、建物を処分することだけではなく、家族の思い出とこれからを整理することでもあるのかもしれません。
空き家を「地域の困りごと」で終わらせない
一方で、空き家には別の可能性もあります。
誰かが住めば、再び住宅になります。
リノベーションすれば、店舗や事業拠点になるかもしれません。
青森へのUターンや移住を考えている人の住まいになる可能性もあります。
使われなくなった住宅を、新しい世代につなぐ。
あるいは、老朽化した建物を安全に解体し、その土地を次の用途につなげる。
どちらも、地域にとって大切な空き家対策です。
一軒の空き家が変われば、地域の風景も少し変わります。
長年閉まっていた家に明かりが灯る。
空き地が新しい住まいに生まれ変わる。
新しい家族が地域に加わる。
空き家対策は、実はこれからの青森のまちづくりにもつながっています。
「どうしたらいいかわからない」時こそ相談を
空き家について悩んでいる方の中には、
「相談するほどのことなのかな」
「まだ解体すると決めていない」
「家の中も片付いていない」
「売るのか残すのか、家族でも決まっていない」
という方も多いのではないでしょうか。
でも、すべてを決めてから相談する必要はありません。
むしろ、
「どうしたらいいかわからない」
という段階だからこそ、専門家と一緒に選択肢を整理する意味があります。
特に、県外に住みながら青森に実家を所有している方は、自分たちだけで抱え込まず、まず相談してみてはいかがでしょうか。
青森の実家、これからどうしますか?
親から引き継いだ大切な家。
すぐに答えを出せないのは当然です。
ただし、「決められない」と「何もしない」は少し違います。
現在の状態を知る。
家族で話す。
どんな選択肢があるのかを知る。
その一歩から始めることができます。
青森県空き家対策サポート協会は、
「青森の実家をどうしたらいいかわからない」
そんな方が最初に相談できる場所のひとつです。
県外からでも相談できます。
青森の実家や空き家のことで気になることがある方は、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。
特定非営利活動法人 青森県空き家対策サポート協会
青森県内の空き家に関する相談に対応し、解体工事、残置物撤去、遺品整理など、空き家をめぐるさまざまな悩みをサポートしています。
「解体するかまだ決めていない」「荷物が残っている」「県外に住んでいて現地へ行けない」といった段階から相談できます。
公式ホームページ
https://www.aomoriakiya.com/



