白神山地へのアクセス
海岸線を走る五能線リゾートしらかみ くまげら編成 pixta

自家用車を使わないで訪れる

白神山地へ向かう際に車でやってくることも可能ですが、白神山地の山中へ向かう道路は限られています。
仮に自家用車なしで白神山地へ観光したい場合、主に2つのルートがあります。

青森県側からのルート

まずは飛行機や新幹線などの公共交通機関を利用して弘前駅に降り立つことが第一歩となります。
弘前駅・弘前バスターミナルから白神山地への直行便「白神ライン」に乗って西目屋地域へ移動し、白神山地への玄関口となる施設「アクアグリーンビレッジANMON」へ向かいます。
ただし1つだけ注意です。
バスの行き先が「津軽峠」となっている場合、津軽峠が終点なので寝過ごしてしまうと大きな時間のロスとなってしまいます。
戻るためには、バスが再度発進する時間まで待つしかありません。

秋田県側からのルート

同様に公共交通機関を利用してあきた白神駅までたどり着きます。
あきた白神駅から白神山地へ向かうためには「白神山地・二ツ森線」というバスがあります。
二ッ森が秋田県側の白神山地へ上る主な入山ルートです。

リゾートしらかみ号

海岸線を走る五能線リゾートしらかみ くまげら編成

海岸線を走る五能線リゾートしらかみ くまげら編成 pixta

リゾートしらかみ号は青森と秋田を起点とした奥羽本線と五能線を走る走行区間約210kmの臨時快速列車です。
快速列車なので乗車に関して青森県側からは青森駅・弘前駅から、秋田県側からは秋田駅・能代駅がメインとなります。
リゾートしらかみ号には以下の3つの編成があります。

    ブナ(橅)編成
    青池編成
    くまげら編成

それぞれについて補足すると、青池編成が最初にHB-E300系でデビューして、ブナ編成、くまげら編成の順番にデビューしました。(ブナ編成・青池編成の新型デビューは除く)
3つの中で特徴的な要素が多いブナ編成は秋田産の杉、青森ヒバなど沿線の木材を使用しており、ボックスシートにはブナコ製の照明がセットされており、安らぎを感じながら快適な旅が可能です。
また、定期的に車内イベントが開催され、津軽弁の「語りべ」や津軽三味線の演奏会などが行われます。
車内販売はご当地ならではのお土産やスイーツ、駅弁などが販売されています。
お土産を購入する場合は、戻りの際にしましょう。
なお、北東北へ旅行を検討している人は、リゾートしらかみ号を利用したツアーがあります。
旅行会社によって多少ルートが異なりますが、東京駅を出発地として白神山地を巡る旅となっていますので、旅を始めてみたい人におすすめです。

白神ライン

道路の風景 山地 白神ライン

道路の風景 山地 白神ライン pixta

白神ラインとは青森の県道28号線の愛称のことです。
弘前市から深浦町岩崎へと通じており、途中からはアスファルト舗装がされてない林道となります。
核心地域には入れませんが、白神山地を横断する形でドライブすることが可能です。
一部区間が通行止めで開通の見通しが立っていませんでしたが、2023年4月25日にようやく開通のメドが立ちました。
白神ラインをドライブするのであれば、林道を通ることを想定し車高が高くジムニーのような車種がおすすめです。
白神ラインを弘前側から「アクアグリーンビレッジANMON」を通って走行すると、マザーツリーの近くまで行くことができます。
また、さらに先へ進むと乱岩の滝やくまくろの滝など自然を体感できるスポットがあります。
ただ、想像以上に曲がりくねった林道となっていますので、白神ラインをドライブする際は万が一に備え準備を怠らないようにしましょう。

青森旅行のツアーを探す
あおもり駅前ビーチと青森ベイブリッジ

青森での旅行を計画中の方におすすめの予約サイトをご紹介します。じゃらん、楽天トラベル、Yahoo!トラベル、JTBは青森のツアー予約にぴったりの信頼性の高いサイトです。豊富なプランや宿泊施設の情報、お得な割引プランなどを提供しており、簡単にオンラインで予約ができます。青森の魅力的な観光スポットやイベントに合わせたプランを選び、快適な旅を楽しんでください。

【期間限定】お得な割引クーポンをチェック
おすすめの記事