浪岡城の歴史
浪岡城は、正確な年代は不明ですが、1460年代に浪岡北畠氏によって築城されました。
当初は京都交流が盛んで、寺社の建立を行うなど1500年代前半が最盛期とされています。
しかし、川原御所の乱による親族同士の内輪もめによって衰退し、1578年に大浦為信(のちの津軽為信)に攻められ落城してしまったのです。
落城後、約400年は畑や水田として使用され続けてきました。
1940年に青森県初の国史跡指定を受け、1977年から始まった発掘調査により多くの遺物が発見されたのです。
歴史的価値が認められ2017年には「続日本100名城」にも選ばれました。
浪岡城の見どころ
現在は浪岡城跡として気軽に探索できます。
浪岡城を探索するのであれば、まずは青森市が運営している「中世の館」に足を運ぶことをおすすめします。
いきなり浪岡城跡を訪れても他の城跡と異なり当時の建物を復元していないことから、浪岡城跡について一定の知識を得られる場所が「中世の館」なのです。
「中世の館」を訪れてから、浪岡城跡を散策すると、当時の建物跡が理解しやすくなります。
北館は建物が建っていた場所としては最大規模で、他にも猿楽館や東館などもあります。
中世の城郭を見ることが可能なので、中世城郭ファンにとっては外せない場所です。
主要駅・空港からのアクセス
青森駅 から車で 32分
青森空港 から車で 10分
弘前駅 から車で 33分
浪岡駅 から車で 6分
八戸駅 から車で 1時間30分
三沢空港 から車で 1時間30分