
青森市で約半世紀にわたり豆問屋を営んできた 辻口商店。四代に渡る歴史を大切にしながらも、時代の変化とともに町のお豆腐屋さんが激減し、国産大豆の生産量も低迷する中、「せめて地元の大豆100%のお豆腐を未来に残したい」との思いから、二代目社長である 辻口美香さん が立ち上がりました。
▼クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/872408/view
この記事の目次
プロジェクトの中核にある「3つのこだわり」
辻口さんが目指すのは、以下の3点に集約された“本当に美味しい豆腐”
1.青森県産大豆 100%使用
2.使用するのは大豆・水・にがりのみ
3.余計な添加物は一切ナシ
素材への徹底したこだわり
● 自然栽培で育てた「幻の大豆」
南津軽・新郷村で農薬・肥料・除草剤・堆肥を一切使わずに栽培する「自然栽培農法」に取り組む SKOS合同会社・土本さんによる大豆を使用。この大豆の存在は、なんと日本でも非常に希少。「幻」とも言える自然栽培大豆を、一部製品に使用しています。
● 世界自然遺産白神山地の湧き水を使用
豆腐作りに理想的な 硬度0.2mg/L の超軟水。非加熱殺菌かつ酸素を豊富に含むその水「白神山地の水」は、まろやかさや口当たりを格段に引き立てます。
● 深みを与える「沖縄の天然にがり」
沖縄・糸満沖合の清浄な海水から採れる天然にがりは、複雑な海のミネラルを含み、奥行きのあるコクと大豆の甘さを際立たせる、豆腐づくりに欠かせない要素。
プロジェクトの進行状況と目的
このプロジェクトは現在、All-in方式で実施中。目標額は 300,000円で、支援1件以上あれば必ずリターンが届きます。
2025年9月現在、支援額は 378,000円、目標比 126% 達成、支援者数は 38人。残り20日でさらに拡大する挑戦が続いています。
使途とネクストゴールの設定
工房建設費・設備導入費など:合計約230万円(うち自己資金200万円)
支援で賄いたい部分:機械購入費として30万円を募集中
ネクストゴール(+30万円):ショップスペースの改装費に使用予定
リターン内容(一部ご紹介)
5,000円:豆腐詰め合わせ(極・木綿・寄せ豆腐など)+きな粉+乾燥大豆など
10,000円:2か月定期便(毎月豆腐ときな粉、乾燥大豆をお届け)
お届けは 2025年10月から開始予定。
青森.LOVE編集部より
このプロジェクトは、地域の食文化をつなぎ、地元農業を守り、次世代に伝えていく素晴らしい試みです。辻口商店さんの情熱と誠実さ、そして地元の人々への思いが、ひしひしと伝わってきます。
青森に暮らす私たちとしても、この取り組みに注目し、できる限りの応援と共感を広げていきたいと思います。ぜひあなたの応援も、プロジェクトの一歩となります。
▼クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/872408/view