青森の自然奇跡、仏ヶ浦。昔火山の力で生まれ、奇妙な岩の風景は異世界を彷彿させます。
国の名勝・天然記念物にも指定。パワースポットとしても知られ、山と海の間に広がるその景観は深い印象を残します。青森で神秘的なエネルギーに触れてみませんか?
仏ヶ浦の歴史
仏ヶ浦(ほとけがうら)は遥か昔に起こった火山活動の一環で火山灰が押し固められ、やがて雨や波で削り取られて形成されたものとされています。
仏ヶ浦の呼び名については仏宇陀(ほとけうた)というアイヌ語が由来とされ、呼び名が転訛され仏ヶ浦となった説が有力です。
仏ヶ浦の存在が確認できる最古の文献として、江戸時代後期に紀行家兼民俗学でもある菅江真澄が下北半島に訪れた際に当時の様子を詳細に記録し、のちの「諸国巡遊菅江真澄遊覧記」の中に記されています。
明治時代に入ると紀行家の大町桂月が仏ヶ浦を訪れた際に和歌を残して仏ヶ浦を絶賛しました。
それからの存在が徐々に表舞台に上がっていき、1934年に青森県天然記念物に指定され、1941年には国の名勝および天然記念物に指定されるほど、貴重な存在として認定されました。
仏ヶ浦の見どころ
仏ヶ浦は見渡す限り、奇怪な岩だらけです。
海や山を見渡した後、もう一度奇怪な岩を見渡すと、どこか異世界にあるような違和感を感じさせるほどです。
一説では恐山を中心とする一帯のスポット恐山の奥ノ院の1つと数えられますが、仏ヶ浦単体でも十分にパワースポットを感じさせます。
感じ方は人によって異なりますが、溜まっていた日常のストレスを浄化してくれる作用があるので、悩みを抱えている人がいたら、一度訪れてみる価値はあります。
青森駅 から車で 3時間
青森空港 から車で 3時間
弘前駅 から車で 3時間20分
浪岡駅 から車で 3時間
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三沢空港 から車で 2時間45分