高い効能を持つ温泉として江戸時代から人々に親しまれている「酸ヶ湯」
昔ながらの木造建築が醸し出す懐かしい雰囲気、八甲田山の四季折々の絶景、万病に効果が現れると言われる温泉、青森食材をふんだんに使用した美味しい料理を満喫しながらのんびりとした時間を楽しめます。
今回は、今も昔も多くの人を癒す「酸ヶ湯温泉」の魅力をたっぷりご紹介していきます。
この記事の目次
酸ヶ湯は2023年設立90周年!優れた温泉地の称号「国民保養温泉地第一号」
「酸ヶ湯温泉」 は、1954年に効能、立地、景観、安全性などが優れた温泉地として「国民保養温泉地第一号」に指定されました。
名物の「ヒバ千人風呂」は、浴槽ごとに違う源泉を使用している大浴場です。
また、160畳ほどの総ヒバ造りの浴室には柱が一本もなく、その特異な光景は入浴客を圧倒します。
酸ヶ湯の伝統的な混浴の大浴場と男女別の小浴場
「酸ヶ湯温泉」には、大きく分けて2つの浴場があります。
1つ目は、先ほどもご紹介した大浴場「ヒバ千人風呂」です。
広い浴室内には2つの大きな浴槽、打たせ湯、かぶり湯などがあり、全て源泉が異なるというから驚き。
中でも「熱の湯」は、浴槽の下からお湯が湧き出す足元湧出の温泉です。
現在も古き良き「混浴」の伝統を続けているのも特徴の1つ。
混浴に抵抗があるという方には、500円で湯あみ着をレンタル出来るのでご活用ください。
2つ目は、男女別の小浴場「玉の湯」です。
大浴場の源泉と似た泉質で、白濁した酸性の硫黄泉が楽しめます。
玉の湯は、大浴場同様ヒバ造りであり、木の香り感じながら温泉を存分に味わえる空間となっています。
酸ヶ湯は癒すだけじゃない!10日で万病に効くと言われる温泉
「酸ヶ湯温泉」は、標高約900mの高地に位置しています。
紫外線やアレルゲンの少ない清らかな空気などの作用が相まって、10日で万病に効果が現れると古くから言われています。
というのも、入浴により体温が上がることで免疫力が高まり細胞が活性するからなんだとか。
館内には、看護師の資格を持つ相談員が常駐している「温泉療養相談室」があり、入浴方法などでお悩みの方の相談に真摯に対応しています。
酸ヶ湯は宿泊しなくても入浴可能!日帰り温泉でも楽しめる
「酸ヶ湯温泉」では、
大人1,000円、小学生500円で日帰り入浴が出来ます(フェイスタオル、貸しタオルつき)。
お得な回数券は、大人5回分の料金5,000円で6回温泉が楽しめますよ。
酸ヶ湯は心と体をお湯で解きほぐした後は、おいしい食事を
夕食は、旅館食と日替わりの湯治食からお選びいただけます。
旅館食は料理長が厳選した四季折々の青森の食材をふんだんに使用したお膳料理です。
旅館食は、スタンダードプランとアップグレードプランがあり、特別な記念日や自分へのご褒美におすすめです!
湯治部に宿泊した場合は、湯治食を選ぶことができ、長期滞在向けに日替わりの献立で提供しています。
多すぎない程よい量で、長期滞在される方も飽きずにお食事ができるようになっています。
朝食は、品数豊富なバイキングを楽しめます。
また昼食は、そば処「鬼面庵(おにめんあん)」で、つなぎを使用せずそば粉だけで作られる名物「酸ヶ湯そば」がいただけます。日本そば独特の食感がお客様に好評です。
喫茶「ぶな林(りん)」では、オリジナルコーヒーを飲みながらのんびり時間をすごせます。
酸ヶ湯は季節によって楽しめる!温泉地ならではのイベントも!
酸ヶ湯で7月後半に行われる「丑湯祭り」をご存知ですか。
明治時代から行われている無病息災のお祭りで、土用の丑の日の丑の刻(午前2時頃)が温泉の効力が1年で一番強いとされています。
お祭りでは、湯もみ体験、演奏会、盆踊りなどの催し物が楽しめます。
冬は、ウィンタースポーツはもちろんスノーシューハイキングと言う酸ヶ湯周辺をゆっくり歩くイベントや雪のブロックを積み重ねて作った雪の家「イグルー」で季節を感じられます。
「酸ヶ湯温泉」を訪れる際は、是非季節のイベントもチェックしてみてくださいね!
江戸時代から人々を癒してきた温泉、素朴でシンプルな古き良き時代のサービスと雰囲気、周辺の美しい絶景に癒されに歴史情緒あふれる温泉郷「酸ヶ湯温泉」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
酸ヶ湯の店舗情報
店名:酸ヶ湯温泉
住 所:〒030-0197 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
電話番号:017-738-6400
受付時間:9:00〜17:00
HP:https://sukayu.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/sukayuspa_aomori