大鰐町の極上温泉と名産品：鰐comeが提供する地元の魅力

青森.Love編集部

青森県津軽地方の南端に位置する大鰐町。競技スキーの聖地である阿闍羅山を擁し、オリンピック選手を多数輩出してきたスキーの町である。
鰐comeは、日帰り温泉をはじめ、多目的ホール、郷土のお土産コーナーや大鰐温泉もやしなどの地元の特産品を使ったお料理が味わえユニークなのんびりくつろげるゆとりの施設です。
リラクゼーションと文化的な体験が絶妙に融合したこの場所で、大鰐町の魅力を存分に堪能してみませんか？

この記事の目次

1 地元の特産品と美味しい名物
2 お食事処「花りんご」おすすめメニュー
3 温泉施設とリラクゼーションの空間
4 泉質豊かな温泉で癒される
5 周辺の観光名所も満喫しよう
6 施設情報

地元の特産品と美味しい名物

産直・売店「メルカート」

鰐comeの産直・売店「メルカート」（営業時間 8：00～16：00)では、大鰐町の伝統野菜である「大鰐温泉もやし」、地元の味噌・醤油ブランド「マルシチ」、大鰐町の銘菓「あじゃら餅」・「茶臼餅」など、大鰐町の特産品をはじめ、津軽地域や青森県内の名産品も多数取り揃えています。
自分へのご褒美に、また旅の記念に、是非お手に取ってみてください。

大鰐温泉もやし

大鰐町で栽培される温泉水を利用した野菜です。長くて細く、しっかりとしたシャキシャキ感があり、旨味も感じられます。
現在は6農家が栽培を続けており、品質を一定化させるために毎回土室を変えて栽培しています。
衛生管理や温度管理にもしっかり気を使っています。

地元の味噌・醤油ブランド「マルシチ」

津軽地方の伝統的な味を守り続ける「マルシチ」は、地元大鰐温泉の温泉熱を活用した独特の発酵・熟成技術で津軽味噌を製造しています。
四季豊かな津軽の大地で栽培された津軽産おおすず大豆を100%使用し、青森県産米または国産米を100%使用することで、安心と品質を保証しています。
また、昔ながらの家庭で愛される醤油も製造しております。
津軽の自然が育んだ味と香りは、地元愛と品質へのこだわりを表しています。
マルシチの商品を通じて、ふるさと「津軽」の風味をぜひご堪能ください。

あじゃら餅

青森県大鰐町の伝統菓子で、100年以上の歴史を持つ佐々木桂月堂で作られています。
シンプルな餅菓子で、くるみと砂糖が混ぜられた餅生地を、添加物や防腐剤不使用のオブラート粉で包みました。
レトロなパッケージと共に、地元の風景や歴史を感じさせてくれます。

大鰐の茶臼餅

青森県南津軽郡大鰐町で受け継がれる伝統の味です。柔らかな求肥に包まれたとら豆ときな粉の風味が特徴で、心地よい食感と優しい甘さが楽しめます。
地元の人々の心温まる味を体験してみてください。

お食事処「花りんご」おすすめメニュー

大鰐温泉もやしうまか丼
（小鉢・お漬物・みそ汁付き）1,200円

「大鰐温泉もやしうまか丼」

鰐comeのお食事処「花りんご」でおすすめのメニューです。
大鰐温泉もやしと青森シャモロックをたっぷり使用し、その日の疲れを癒すだけでなく、旅の楽しみを一層引き立ててくれます。
水嶋優子先生監修で、大鰐町出身の料理研究家によって作られています。
トキワ養鶏のたまごも使用されており、小鉢、お漬物、みそ汁も付いています。
大鰐温泉もやしや青森シャモロックといった大鰐産の食材にこだわり、季節によっては入荷がない場合もあるため、ぜひお早めにお召し上がりください。

お食事処花りんご

営業時間 11:00～15:00（ラスト 14:30）
毎週水曜日定休

温泉施設とリラクゼーションの空間

鰐の湯うぐいす露天風呂

鰐comeの温泉施設は、大浴場・露天風呂・サウナ・家族風呂２室で構成されており、日替わりで男女が入れ替えられる大浴場が特徴です。
ゆったりとしたロビーも設けられ、心地よい解放感と共にリラクゼーションの時間を過ごすことができます。
また、施設内には売店、レストラン、ファストフードコーナーも備え、食事や買い物を楽しむこともできます。

泉質豊かな温泉で癒される

鰐の湯つつじ内風呂

日帰り温泉「鰐の湯」

開湯800年の歴史を持つ大鰐温泉を手軽に楽しむことができます。
2種類の大浴場では男女が日替わりで入浴でき、木と石をふんだんに使用した造りが特徴です。
露天風呂や家族風呂（露天風呂付き）も完備されており、さまざまな雰囲気を楽しむことができます。
さらに、東北初のアルパインサウナ（低温サウナ）もおすすめです。
鰐の湯の温泉はナトリウム・カリウム・塩化物・硫酸塩泉（低調性弱アルカリ性高温泉）であり、中温・高温・ジャグジー・薬湯・露天風呂・サウナ・水風呂と多種多様なお風呂が楽しめます。
また、家族風呂も2室用意されており、当日のみ予約を受け付けています。

周辺の観光名所も満喫しよう

鰐comeを訪れた際は、周辺の観光名所も併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
茶臼山公園、あじゃら山、大円寺、そして冬季には大鰐温泉スキー場もおすすめです。
青森の豊かな自然と歴史を感じることができ、旅の思い出を一層深めます。

鰐comeは青森の魅力を凝縮した温泉施設で、伝統的な名産品、美味しい食事、そして癒しの温泉で、訪れるすべての方をお待ちしています。
青森への旅行がさらに楽しく、思い出深いものになること間違いありません。

茶臼山公園（ちゃうすやまこうえん）

茶臼山公園は大鰐町を見下ろす美しい公園で、初夏の風が爽やかに吹き抜けます。特に5月の下旬には、40数種に及び、総数約1万5000本以上のツツジが山いっぱいに咲き誇り、色鮮やかな景色が広がります。さらに300種類を超える植物が生育し、園内の起伏に富んだ景観を楽しみながら観察することが可能です。俳句愛好家にとっては、69の俳句を刻んだ句碑が立ち並ぶ遊歩道「俳句の小径」も見逃せません。山頂へと誘うこの小径は、詩的な散歩を楽しむのに最適な場所です。

阿闍羅山（あじゃらやま）

阿闍羅山は青森県大鰐町と平川市に位置する標高709.2mの山で、自然とスポーツの融合地点となっています。山腹には大鰐スキー場が広がり、山頂近くにはゴルフ場やホテルが展開しています。スキー発祥の地とも言われ、明治時代に油川貞策氏がスキー技術を導入し、大鰐スキー場の開設に尽力しました。また、大正12年には全日本スキー選手権大会の東北予選が開催されるなど、日本のスキー文化の発展に寄与してきました。今日では阿闍羅山麓の自然豊かな環境が初心者向けのスキーツアーコースとして親しまれています。四季折々の観光スポットとして訪れる人々に喜ばれています。

大円寺（大鰐町蔵館、高野山真言宗大圓寺）

大円寺（大鰐町蔵館、高野山真言宗大圓寺）は、津軽の「大鰐の大日様」として信仰を集める名所です。阿闍羅山の大安国寺に安置された本尊大日如来の起源を持ち、後に高伯寺に移されました。津軽三代藩主・信義の祈願によって建立された御堂は、津軽家代々の崇敬を受けてきました。明治4年に弘前市から移転し、大日如来ではなく阿弥陀如来坐像が安置されています。この仏像はヒバ材を使用し、平泉の仏師によって彫られました。大円寺は見事な芸術性と未解明の謎を持ち、青森県を代表する仏教文化の重要な存在です。