八戸城跡の歴史
八戸城の築城時期について諸説ありますが、南部直房の居城として知られています。
元々は根城の支城として築いたのが始まりとされ、南部重直の死去に伴い盛岡藩から八戸藩が分立されると、盛岡藩時代の建物を引き継いで、館を修築して八戸城として使ったことが伝承されているようです。
城下町も築かれ、城認定されたものの、1871年の廃藩置県によって廃城となりました。
現在の跡地には三八城神社や三八城公園となっています。
八戸城跡の見どころ
八戸城跡は八戸市街中心地にあるため、石碑を見つけなければ、この場所に城があったことが分からないほどです。
三八城公園を目指すと八戸城跡を見つける目印となります。
八戸城跡を辿ることは現在の八戸市ができるルーツを探すことにもつながり、盛岡藩から八戸藩が分立したことで、「八戸」という地域がクローズアップされている節があります。
その場合は、根城のルーツも辿るとよいでしょう。
八戸城跡で見つかった遺構は土塁や堀跡が一部残されているだけですが、地域の歴史が好きな人にとっては、散策する価値は十分にあります。
また、八戸市博物館に復元模型が展示されているので、八戸城がどんな輪郭をしていたのか知りたい人は足を運んでみてください。
主要駅・空港からのアクセス
青森駅 から車で 1時間43分
青森空港 から車で 1時間40分
弘前駅 から車で 2時間
浪岡駅 から車で 1時間40分
八戸駅 から車で 14 分
三沢空港 から車で 37 分