弘前城
弘前城 pixta

弘前城は、1603年に津軽為信の計画により築城され、1627年の落雷による焼失後、1810年に三層三階の構造で再建されました。国内で12か所しかない江戸時代からの天守閣の一つであり、東北地方唯一のものとして重要文化財にも指定されています。

一方、桜の季節には美しい景観が広がり、写真撮影の絶好のスポットとなります。さらに現在は曳屋工事により天守閣が一時的に移動しており、そのレアな姿も見どころの一つです。

弘前城の歴史

弘前城は1603年に津軽為信が城の築城を計画し、2代目信枚の代で弘前城(旧名は高岡城)が築城されました。
しかし1627年に、弘前城天守の鯱に落雷したとされ、落雷が原因で天守閣は焼失してしまったのです。
その後、9代目寧親(やすちか)が1810年に天守を三層三階方式で再建しました。
実は、当初は五層五階構造となっていましたが、再建するにあたり幕府から厳しい目が光っていました。
五層以上の天守閣の建築は厳しく制限されていたことがあって、あらゆる手段を模索して幕府の許可を得た結果、現在の構造に落ち着いたとされています。
再建されたとは言え、天守が江戸時代から現存するのは国内で12か所しかなく、東北で唯一残っているのは弘前城だけです。
また、重要文化財に指定されており、歴的建造物の価値があります。

弘前城の見どころ

弘前城はさくらまつりの時期になると、下条橋から桜の花びらと共に映る有名な写真撮影スポットと化し、多くの観光客でにぎわいをみせます。
また、天守閣近くまでやってきて撮影する人もいます。
現在は曳屋工事の関係で本来ある場所から天守閣が移動したレアな状態となっているため、写真に収めようとする人が多いです。
曳屋工事が完了すれば、本来の場所に天守閣は戻ります。

主要駅・空港からのアクセス

弘前駅 から車で 10 分
浪岡駅 から車で 30 分
青森空港 から車で 40 分
青森駅 から車で 1時間
八戸駅 から車で 2時間
三沢空港 から車で 2時間

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