青森県にある恐山菩提寺は、平安時代に慈覚大師円仁が建立したと伝えられ、一度は消失したものの南部氏の庇護で再建されました。恐山は日本三大霊場の一つで、国内外から観光客が訪れる場所であり、「恐山大祭」や「恐山秋詣り」などの霊的イベントが行われます。
パワースポットとしても知られ、日常では感じられない「何か」を求める人々にとって特別な場所です。恐山は死後の世界への門とされ、その深淵を垣間見る体験は、訪れる者に強烈な印象を残します。
恐山菩提寺の歴史
諸説あるものの、恐山菩提寺は平安時代の862年に慈覚大師円仁が現在の地に建立したと伝えられています。(弟子の説もある)
戦国時代に一度戦火に巻き込まれ消失したことがあったものの、南部氏の庇護の下で再建されたそうです。
江戸時代に入ると、恐山を訪れた紀行家の菅江真澄が境内様子を日記に記し、「牧の冬枯れ」「奥の浦々」などに記載されています。
明治時代に入っても恐山一帯は死後の世界にたどり着く場所とされ、街道の整備が成された以外は手つかずで、現在に至ります。
恐山菩提寺の見どころ
恐山は日本三大霊場の1つに数えられ、日本国内以外に海外からも観光客がやってくる有名スポットです。
恐山は名前から連想すると怖い場所と思われがちですが、死者がたどり着く場所と言われていることもあって、「無」になる気持ちの方が強く感じます。
恐山菩提寺では、例年通りなら7月20日から24日頃に行われる「恐山大祭」と10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」にイタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるスピリチュアルな行事です。
霊的イベントに興味がある人は参加する傾向にあります。
また、パワースポットとしても知られており、中には日常生活では感じられない「何か」を得ようと訪れる人がいます。
三沢空港 から車で 2時間分
八戸駅 から車で 2時間10分
青森駅 から車で 2時間20分
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