りんごや海産物、ねぶた祭りなどで有名な青森県には、どんなお土産があるか知っていますか？りんごを使ったスイーツや、海産物を加工した定番商品以外にも、知られていないお土産がたくさんあります。地元民にも愛される、りんごとにんにくをすりおろして作った調味料や、青森で食べる味を再現したラーメンなどは、県外に移住した家族や友人へ送るお土産としても喜ばれること間違いなし。
青森の定番のお土産が欲しい、毎回似たようなお土産を選んでしまうから工夫を凝らした1品を購入したい、青森のソウルフードを県外でも味わいたい……一つでも当てはまる人へ向けた、青森のお土産を厳選して紹介します。
お菓子のお土産
気になるリンゴ
青森のりんごを丸ごと味わえるアップルパイといえば『気になるリンゴ』です。りんご本来のシャキシャキとした食感や歯ごたえが残るように、甘さを控えたシロップに漬けたりんごを丸々1個使用。青森県産のふじを使用しており、青森らしいお土産の定番ともいえるでしょう。
第24回全国菓子大博覧会で金賞を受賞しているため、食べたことがない人は県内外問わず食べてみる価値があります。
こちらは、青森県弘前市に本社がある、ラグノオが販売しています。賞味期限は、製造日から45日で、シャキシャキ感が残るりんごを使っているのに日持ちするのでお土産にも最適です。
パティシエのりんごスティック
大きめにカットした青森県産のふじを、スポンジ生地と一緒にパイ生地に練りこんだスイーツが『パティシエのりんごスティック』です。長さ約20㎝ほどのスティックタイプのアップルパイで、1本ずつの個包装となっています。5本入、8本入、12本入のセットが箱で販売されていますが、お土産屋さんによっては1本ずつのバラ購入も可能です。
このスイーツもラグノオが販売しており、『気になるリンゴ』と同様に第26回全国菓子大博覧会にて金賞を受賞しています。賞味期限は製造日より45日。
そのまま食べてもおいしいですが、トースターで焦げ目がつくぐらいまで温めてから食べると、できたてのアップルパイのような楽しみ方ができますよ。
たわわ
砂糖蜜で煮た紅玉りんごを乾燥させたアップルグラッセを、バターたっぷりの自家製パイ生地でサンドした、和風のアップルパイである『たわわ』。手のひらサイズと小ぶりですが、りんごの甘酸っぱさとバターの香りが生きた、コクと重みのある味わいが特徴となります。和菓子が好きなご年配の人や、少し高級な菓子折りを探している人におすすめです。
『たわわ』は、大正7年に青森で創業した老舗、おきな屋が販売している商品です。賞味期限は、製造日から30日。10個入、15個入、20個入の箱と、1個のバラ売りを取り扱っているので、人数に合わせて選べます。
朝の八甲田
八戸の洋菓子店アルパジョンが作るチーズケーキ『朝の八甲田』は、4日間で35万個の注文がされたお取り寄せスイーツとしても有名です。スプーンで食べるスフレタイプのチーズケーキで、食べ方が3通りあるのがおもしろいところ。冷凍された状態でアイスのように楽しむ、半解凍してシャリふわ食感を楽しむ、解凍してしっとりふわっと食感を楽しむ方法があります。一度食べたら、季節を問わずに食べたくなるかもしれません。
1個35gで、すべてが個包装になっているスプーン付きの商品です。賞味期限は、製造日から冷凍で60日、冷蔵で3日となります。解凍したらなるべく早めに食べましょう。抹茶味やりんごが乗ったタイプもあるので、ぜひチェックしてみてください。
いのち
県外へのお土産としてだけではなく、青森県民にも愛されるカスタードケーキ『いのち』。ふわふわの生地の中には、卵の風味を生かしたなめらかなカスタードクリームと、りんごの食感が楽しめるジャムのようなアップルソースが入っています。1個でも存在感があるため、普段のおやつとして食べるのもおすすめです。
賞味期限は、製造日から45日。ラグノオが販売しており、4個入、10個入、りんご5個＆抹茶5個入の箱と、1個のバラ売りを取り扱っています。期間限定の商品で、さくらや檸檬、ぶどうやショコラなど、たくさんの味が楽しめるのも『いのち』が青森県民に愛される理由の一つといえるでしょう。
ソフトりんご
『ソフトりんご』は、1cmの厚さにカットしたりんごを、そのままフリーズドライにした商品です。添加物を一切加えていないため、りんご本来の味と香りがそのまま凝縮されています。シャキシャキとした本来のりんごよりソフトな食感ですが、厚みがあるため十分美味しく味わえます。使われているりんごの品種は、ふじと王林の2種類。1袋に2枚のカットりんごが入っています。
はとや製菓が販売するこの商品は、3袋入のパックと、6袋入、8袋入、10袋入、20袋入の箱と、1袋のバラを取り扱っています。賞味期限は5か月と長いので、自分用のお土産としてたくさんストックしておくのにもピッタリです。
ラブリーパイ
厳選した新鮮なりんごを蜜に漬けたものを、カスタードクリームとオリジナルのパイ生地で焼き上げた『ラブリーパイ』。手のひらサイズの、丸い形が特徴のアップルパイで、コクと風味に自信がある一品。ケーキとしてのアップルパイではなく、お菓子として手軽に食べたいしっとりとしたアップルパイとなっています。
はとや製菓が販売し、3個入、6個入、8個入、15個入の箱と、バラでの購入が可能です。賞味期限は3か月。6個入と8個入の箱には、青森の夏の風物詩であるねぶたが描かれているため、パッケージから青森を感じたい人におすすめです。
上ボシ武内製飴所 金魚ねぶた
上ボシ武内製飴所が販売する『金魚ねぶた』は、りんご風味のひとくち玉羊羹です。りんごの実をモチーフにした羊羹には、ペースト状にした青森県産の紅玉りんごが入っており、味に深みを感じられます。玉羊羹の食べ方はいたってシンプル。爪楊枝を刺すとぷるんとビニールが剥け、丸くてかわいらしいひとくち羊羹が顔を出します。
常温で保存できる商品ですが、夏場は冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ。賞味期限は、製造日から90日。バラ売りはされておらず、8個入の箱のみが常時販売されています。お中元やお歳暮シーズンに送る手土産としてもGOOD。
嶽きみプリン
地元弘前市の老舗菓子店である対馬菓子舗とコラボして、農業生産法人有限会社 ANEKKOが販売している『嶽きみプリン』。弘前で獲れる嶽きみというとうもろこしの甘さを活かすために、カラメルソースは一切使われていません。その代わりに使われているのが、素材の甘さが際立つ嶽きみあんです。解凍しても食感が損なわれないよう、製造工程を工夫することで、和と洋が口いっぱいに広がるなめらかなプリンに仕上がりました。
内容量は85gで、3個パックで売られているプリン1個よりも重量があります。冷凍された状態で届いた商品は、解凍後2日以内に食べるようにしましょう。
薄紅
青森の高級銘菓である『薄紅』は、青森県産紅玉りんごを輪切りにしたものを、砂糖で煮て乾燥させた商品です。粉糖をまぶして仕上げられた、和風のアップルグラッセとも呼ばれているそう。
紅玉りんごは、程よい酸味と香りが高く、お菓子や料理に欠かせない品種となります。なかでも『薄紅』は、乾燥後の直径を細かく設定しており、選定されて残る紅玉りんごは全体のわずか2割ほど。他のお土産と比べると値段が高い理由も頷けます。
『たわわ』と同様、老舗のおきな屋が販売している商品で、9枚入、12枚入、18枚入の箱と、1枚のバラを取り扱っています。賞味期限は製造から90日です。
久慈良餅
『久慈良餅』は、原料となる上質の津軽米を粉にして、厳選したこしあんや砂糖などを混ぜ込んで蒸し上げた、薄い小豆色をした蒸し菓子です。甘さは控えめで、ところどころに入ったクルミの風味と、ういろうと羊羹の中間のようなむっちりとした歯ごたえが特徴の、伝統ある餅菓子となります。
夏場はやわらかくなりやすいので、冷蔵庫で冷やしてから食べるのがよいそう。製造より7日と短く、すぐに食べないと硬くなり美味しくいただけなくなる可能性も。袋ごとゆでたり、切って焼いたりして食べる方法もあるので、美味しい食べ方を探してみるのもおもしろいです。
こちらは、有限会社永井久慈良餅店が販売しており、1本のバラ、3本入の箱、ご贈答品としていくつかの名産品が入ったものなどを取り扱っています。
干し餅
青森や秋田など、寒冷地で作られる『干し餅』は、その名の通り、餅を乾燥させて作った名産品です。保存食やおやつとして、昔から青森県民に愛されてきました。売られている状態のまま食べてもおいしいのですが、バターやマーガリンを塗り、オーブントースターで焼くと香ばしさが増しておいしくなります。また、ひとくちサイズに細かく砕いて、油で素揚げすると、少し膨らんだカリカリサクサクの不思議な食感が楽しめます。
通販だと、はとや製菓が販売しているものが多いですが、青森県内のスーパーや道の駅などでも売られているので、実際に足を運んで選んでみてください。賞味期限は、製造から5～6か月程度。
旅さち
第25回全国菓子大博覧会にて金賞を受賞した実績のある『旅さち』。シロップ漬けの青森県産りんごを使用した、手のひらサイズの小さくて丸いアップルパイ。7cmほどで、りんごの形を模しているのが特徴です。通常のアップルパイに使われているようなシナモンやカスタードクリームは使われていません。その代わりに、白あんを使っているところがオリジナリティ高めのポイントです。
ラグノオが販売しており、5個入、10個入の箱とバラでの取り扱いがあります。賞味期限は、製造から45日ほどなので、手土産としては十分に日持ちするでしょう。
嶽きみロールケーキ
青森県産のとうもろこしである嶽きみをふんだんに使ったのが『嶽きみロールケーキ』です。岩木山の麓にある嶽高原で栽培されているため、嶽きみの名がつけられたとうもろこし。メロンよりも甘く、生でも食べられるフルーツのような特徴を持ちます。
糖度18～20度もある嶽きみパウダーを練りこんだ、米粉入りのスポンジ生地、甘さ控えめのクリームがベースです。さらに、ロールケーキの中央部分には、嶽きみ入りのババロアが入っています。とろりととろける食感は、一度食べたら忘れられないのではないでしょうか。
こちらの商品は、農業生産法人有限会社 ANEKKOが通販サイトで取り扱っています。1本約16cmのロールケーキは、冷凍の状態で届きます。ロールケーキアイスとして楽しむもよし、しっかりと解凍して2日以内に美味しく食べるもよしです。
小山せんべい
昭和23年に創業した、青森県弘前市のせんべいの製造・販売店である小山せんべい店。元祖津軽路手焼きと呼ばれ、職人が一枚一枚丁寧に焼き上げる製法で作られています。分厚いせんべいの食感や歯ごたえをそのままに、ピーナッツやアーモンド、ピスタチオなどの上質な木の実をトッピングして焼き上げているそう。昔ながらの味わいを残しつつ、新しいトッピングを行うことで、老若男女問わず人気を博しています。
青森のお土産としてはもちろんですが、こだわっているのは焼き立てのおいしさだそうです。青森に旅行に来た際は、ぜひ弘前市の本店に寄って、できたてのせんべいを楽しんでみてください。
通販サイトでは、8枚入の商品と、複数の味がセットになった商品が取り扱われています。好みに合わせてお取り寄せしてみてください。
りんごジュースのお土産
JAアオレン 希望の雫
ふじ、王林、ジョナゴールドなど、りんごの品種をブレンドすることで、甘みと酸味のバランスが良く、豊かな風味に仕上がったりんごジュースです。酸化防止剤や香料などを使わない、密閉搾り製法により、りんごまるかじりのおいしさを引き出しています。
世界でも有名な品評会の一つであるモンドセレクションでは、優秀品質金賞を2011年から11年連続受賞しました。
JAアオレンが販売している『希望の雫』は、1,000mlの瓶タイプと、280mlのペットボトルタイプがあります。賞味期限は、瓶タイプで12か月、ペットボトルタイプで9か月ですが、開封後は酸化が進むため3日ほどで飲み干すのがおすすめです。
シャイニー青森県産 りんごジュース
シャイニーのりんごジュース『青森のおもてなし』は、青森県産の赤りんご、青りんご、黄りんごがバランスよくブレンドされています。果汁100％で、程よい甘さが口いっぱいに広がる、誰もが飲みやすいりんごジュースです。
280mlのペットボトルタイプと、200mlの紙パックタイプがあり、バラと、24本入りの箱で販売されています。箱でたくさん欲しいのであれば、お土産屋さんではなく、地元のスーパーで購入するのがおすすめです。
酸化防止剤としてビタミンCが入っているため、賞味期限は、ペットボトルタイプが270日、紙パックタイプが180日と日持ちします。
青森県りんごジュース 金のねぶた
青森県産のふじりんごをベースに、希少な紅玉りんごなど数種類のりんごをブレンドした、酸味すっきり風味の果汁100％ジュースです。パッケージは、ゴールドベースに、青森の夏祭りであるねぶたの写真が使われており、まさに『金のねぶた』にふさわしいと言えるでしょう。
他にも、銀のねぶた、赤のねぶた、青のねぶたなどがあり、使われているりんごの違いから、酸味や甘みがそれぞれ異なります。飲み比べをして、利きりんごジュースを行うのもおもしろいです。
モンドセレクション2008～2010年では、3年連続金賞を受賞している商品です。1缶195gで、地元のスーパーや道の駅などでも、単品や箱で販売されています。
せんべいのお土産
八戸名物せんべい汁
八戸せんべい汁研究会が企画したB-1グランプリにより、その名を全国に知られるようになった『八戸名物せんべい汁』。肉やきのこ、野菜から取ったダシが入った鍋に、小麦粉と塩で作った南部せんべいを割り入れるせんべい汁。汁ものに合うように作られたせんべいは、余計なトッピングや甘さはなく、煮込んでも溶けにくいという特徴をもっています。やわらかくなるまで具材と一緒に煮込むと、お麩とも麺類とも違う、独特の食感のせんべい汁を楽しむことができますよ。
スーパーやお土産屋さんで売られているせんべい汁は、2～5人前のもので、スープとせんべいがセットになっています。鍋用のせんべいのみ別売りもされているので、せんべい多めで食べたい人は、追加購入してもOK。
青森のにんにくせんべい
『青森のにんにくせんべい』は、田子産のにんにくパウダーが使われた、えび風味のせんべいです。ピリッと香ばしく、サクサクとした食感がたまらない商品で、一度食べたらやみつきになること間違いなし。大きな白い紙袋に、筆で書かれた印象的な文字のパッケージは、昔ながらな雰囲気をを感じられます。
洋菓子や和菓子を主に取り扱う、ラグノオが販売しています。内容量は100gで、賞味期限は製造日から120日。
にんにくの生産量日本一だから作れる、田子さんにんにくパウダー100％の味を、ぜひご堪能ください。
大成堂せんべい店 いかせんべい
南部せんべい専門店である大成堂せんべい店が取り扱う『いかせんべい』。耳の付いたごませんべいの上に、細かく刻んださきいかが乗っているせんべいです。あまじょっぱい『いかせんべい』は、おやつとしてはもちろん、お酒のつまみやお茶請けとしてなど、どんな場面でも食べられます。
6枚入で販売されておりますが、中身はすべて個包装なので、お土産としても配りやすいです。賞味期限は、製造日から90日ほど。しかし、一度開封したら湿気やすいので、なるべく早めに食べましょう。物産館や大きなスーパーのせんべいコーナーでも取り扱っているので、大量に欲しい場合はスーパーがおすすめです。
かりんとうのお土産
永井久慈良餅店 板かりんとう
有限会社永井久慈良餅店の『板かりんとう』は、小麦粉に黒ゴマや蜜を混ぜたものを薄切りにして、高級なサラダ油で揚げた油菓子です。ほどよい甘みがある素朴な味の板状かりんとうは、パリッと食べやすいのに歯ごたえがあります。青森県の東側に位置する浅虫温泉の名物としても有名です。
内容量は150gで、賞味期限は、製造日より20日。保存料や添加物を使用していないため、開封後は早めに食べきりましょう。1袋のバラ売り、3袋がセットになった箱タイプも販売しているので、お土産やお歳暮にも適しています。
縄かりんとう
素朴で優しい味わいが人気の『縄かりんとう』。細長く練り上げた小麦粉をひねり、大豆油で揚げて作ります。硬くて歯ごたえのある、ザクっとした食感とほのかな甘みは、明治時代より続いています。生地が溶けやすい夏や固まりやすい冬など、季節に合わせて微妙に生地を調節し、一年を通して同じ仕上がりになるように心がけているそう。大人から子どもまで多くの世代に親しまれてきた地元弘前のかりんとうです。
石崎弥生堂が販売しており、内容量は200g。原材料には添加物を使用しておりません。甘いかりんとうが苦手な人でも、これならぱくぱく食べられます。
加工品のお土産
ねぶた漬
ヤマモト食品が製造・販売する『ねぶた漬』は、青森県民も大好きな食べ物です。数の子、するめ、昆布からなる海の幸と、大根、きゅうりからなる山の幸をふんだんに使った醤油漬で、長年愛されてきたベストセラー商品とも言えます。
ヤマモト食品では、30g×2個パックのミニねぶた漬、最もポピュラーな50g×2個パックのねぶた漬、250g、500g、1kgのねぶた漬などが販売されています。内容量が250gでパッケージが通常のものと異なる、ギフト用のねぶた漬も。賞味期限は出荷から30日で、5度以下での冷蔵が欠かせません。
いちご煮（缶詰）
海の香りとうまみを存分に楽しめる、八戸の郷土料理『いちご煮』。お椀に盛り付けたときに、 乳白色の汁に沈む黄金色のうにの姿が、朝靄の中に霞む野いちごのように見えることから、その名が付けられています。
うにやあわびは、高級食材として扱われるため、家庭で気軽に楽しめる食べ物ではありません。しかし、それを何とかしたいという思いから作られたのが、1980年に誕生した味の加久の屋の『いちご煮(缶詰)』だったのです。
海の恵みのスープとして、正月やお盆などに楽しまれています。青森の味を凝縮した『いちご煮』を使った炊き込みごはんや、麺類のスープとしてアレンジするのもおすすめです。
青い森の天然青色りんごジャム
青森県産の厳選りんごを、天然のANCHAN BLUE TEAで色付けした、透き通る美しいブルーが印象的な『青い森の天然青色りんごジャム』です。ヨーグルトに入れたり、パンに塗ったりして、美しいブルーを楽しめます。クラッカーにチーズとジャムをのせて、カナッペにして食べるのもおいしいです。
95gの小瓶と、170gの大瓶が販売されています。賞味期限は、製造日から1年。青森県産りんごを使った、一風変わったお土産が欲しい人は、ぜひこの商品を検討してみてください。
青森のなかよし
八戸港で水揚げされたイカで、こだわりの特製チーズを挟んだ商品が『なかよし』です。八戸のムラサキイカをのしいかに加工し、それをそのまま使ってチーズを挟んでいます。チーズは、長年かけてブレンドにこだわった、特製のチーズを使用。イカの持つうまみや弾力のある噛み応えを楽しめる、青森のおつまみ系のお土産です。
昭和53年に発売された『なかよし』は、花万食品株式会社が取り扱っています。賞味期限は、製造から2～3か月。製造状況や配送状況によって期間が変わるので、おいしいうちに召し上がりましょう。
ほたてしらゆき
小山内商店が販売している『ほたてしらゆき』は、ほたての身をほぐしてマヨネーズとあえた加工品です。北国の海水で育ったほたての貝柱と特製マヨネーズ。そのまま食べると、ほたてのうまみを直に感じられます。ご飯と合わせて手巻き寿司の具材にしたり、レタスやキャベツとあえてサラダにしたりと、食べ方は無限大です。
内容量は70gで、全国漁業協同組合が販売する『ほたてマヨネーズ』よりも少なくなっています。その分、バラ売りで販売していたり、価格が抑え気味になっていたりというメリットがあるので、はじめてのおつまみ系のお土産として、買って損はありません。
黒にんにく
にんにくの果実が黒いのが特徴的な『黒にんにく』。白いにんにくを高温、高湿という一定の環境に3〜4週間置くことで、熟成して黒くなるのだそう。この変化は、チョコレートと同様のメイラード反応だと考えられています。
熟成された『黒にんにく』は糖度が増し、まるでドライフルーツのような食感に生まれ変わります。食べた瞬間に甘酸っぱい香りが広がり、にんにく特有の臭みや辛さを感じにくい点は、たくさんの人に愛されてきた理由の一つといえるでしょう。1日1片から2片が目安です。
ちとせフーズ 磯焼ほたて貝
ちとせフーズが販売する『磯焼ほたて貝』は、お酒のおつまみとして人気の商品です。良質な漁場で知られる国内屈指のほたて名産地である、青森県むつ湾産のホタテを使用した、噛めば噛むほどうまみが出てくる加工品。甘いうまみがある貝柱と、ほたてのひもを贅沢にたっぷりとミックスし、砂糖、醤油などで甘辛く味付けた、飽きのこないおつまみに仕上げました。
オーブントースターやガスバーナーで全体をほんのり炙ることで、香ばしさと風味が増した炙りほたてのように、おいしく食べられます。内容量は130g。
ソフトほたて貝柱
八甲田山や白神山地などの豊かな森林から流れ出る河川のおかげで、ミネラルが豊富なむつ湾。そこで育つほたての味は一級品とも言われています。その大粒ほたての貝柱を使った商品が『ソフトほたて貝柱』です。
食感がやわらかく、噛めばほろっと繊維が崩れ、噛めば噛むほどうまみが出てくる貝柱。おつまみやおやつ、ご飯にもよく合う一品です。あおもり土産推奨商品10選にも選ばれている名品ということもあり、他にも似たようなほたての貝柱を使った商品がたくさんあります。
有限会社いさりびハウスが販売しており、1箱に15個の貝柱が入っているのが特徴です。
調味料のお土産
スタミナ源たれ
青森の家庭には、必ず1本はあるといっても過言ではない商品が『スタミナ源たれ』という調味料です。たれのベースは、青森県産の大豆と小麦を100％使った醤油。そこへ、厳選した青森県産のりんごやにんにく、玉ねぎ、生姜などの生野菜を入れて作られています。
ほんのりピリ辛だけど、刻んだりんごや玉ねぎの甘さが調和して、肉にも野菜にもごはんにも合う逸品といえるでしょう。焼肉のたれとして、肉の漬け込み用として、野菜炒めの味付けに、海鮮や肉の下味用など、さまざまな使い方ができる調味料で、青森県民には欠かせない商品です。甘口、減塩、プレミアムなど、少し変わった『スタミナ源たれ』も登場していますよ。
賞味期限は、製造から540日ですが、開封後は要冷蔵で早めに使い切りましょう。
全国漁業協同組合 ほたてマヨネーズ
甘い貝柱が特徴であるむつ湾のほたてをほぐして、マヨネーズであえたのが『ほたてマヨネーズ』という商品です。ツナ缶のようなサイズの缶詰で売られており、開けるためには缶切りが必須となります。そのまま酒のつまみとしても食べられますが、サラダのドレッシング、サンドイッチやおにぎりの具材としても使えます。ジャムのようにパンに塗るのもOK。
製造日より約3年の常温保存が可能で、非常食や保存食としても購入できます。3缶セットで2,000円を超えるお土産となりますが、青森県産ほたてがぎゅっと詰まった商品は、海鮮好きな大人に喜ばれるはず。
はとや製菓 青森さんのやさしいスープ
『青森さんのやさしいスープ』には、フリーズドライされた、むつ湾で獲れたほたてと青森県産の椎茸、ネギが入っています。お湯を注いで2～3分待つだけで簡単に完成。大きな具材と凝縮されたうまみにより、生の食材をそのまま使っているかのような食感のスープが楽しめます。味は、こしょう味の洋風と、味噌味の和風の2種類があり、1個から購入することが可能です。
はとや製菓が販売しており、5個入、6個入、8個入、9個入、12個入、15個入、24個入の箱と2～4個のパックも取り扱っています。賞味期限は12か月と長く、非常食として保管しておいてもOK。
八方汁
青森県民が、醤油やめんつゆと同じぐらいよく使う調味料が『八方汁』と呼ばれる万能だしです。かつおぶし、椎茸、かつお、ほたて、あさり、かき、昆布の7種類のエキスが入っているのが、おいしさの決め手だとか。醤油のようにおひたしにかけたり、薄めて天つゆやそばつゆとして使ったり、みりんや砂糖を加えて煮物にするのにも使えます。
プロの板前さんの知恵が詰まった、本格的な万能調味料。料理が苦手な人から得意な人まで、自炊をする人には喜ばれるお土産となるでしょう。500ml、1L、1.8Lのサイズが展開されていますが、初めての調味料は使いきれるか不安なもの。そんな人は、ボトル醤油の感覚で使える500mlを試しに購入してみるのをおすすめします。青森県内のスーパーで手に入るため、簡単に買い足せます。
みそ貝焼きの素
古くから食されてきた青森の郷土料理を、簡単に作ることができる『みそ貝焼きの素』。下北地方ではみそ貝焼き(みそかやき)と呼ばれ、津軽地域では貝焼きみそ(かいやきみそ)と呼ばれています。
ほたてとうにが入った白みそのだし汁に、卵を1個入れるだけで、誰でも手軽にみそ貝焼きを楽しむことができます。ほたてとうにの風味が白みその香りとマッチし、ご飯のおともに、酒の肴としてもピッタリです。
内容量は70gで、缶切りがなくても手で開けられるタイプの缶詰。賞味期限は製造から約3年もあるので、保存食としていざとなったときに食べるのもOK。
ラーメンとカレーのお土産
高砂食品 青森味噌カレーラーメン
青森の有名製麺メーカーである高砂食品が販売している『青森味噌カレーラーメン』。Amazonや楽天などの通販サイトでも購入できる、青森お土産の一つです。商品の内容は、中太タイプの半生麺110g、スープ60g、味付けメンマ10g、乾燥わかめ1gが各4個ずつ入っているセットになります。牛乳やバターをお好みでトッピングして、青森のご当地ラーメンでもある味噌カレー牛乳ラーメンを再現するのもOK。
賞味期限は、常温未開封の状態で60日。本場青森のラーメンを県外でも味わいたい人や、なかなか青森に足を運べない友人へのお土産などにいかがでしょうか。
長尾中華そば
煮干しと焼き干しをベースにした醤油味のあっさりスープで、煮干しのうまみが伝わるスッキリとした味わいが好評な『長尾中華そば』。そんな青森のご当地ラーメンを、手軽に楽しみたい人へ向けて作られたのが、こちらで紹介する商品です。
110gの麵と54gのスープのみが4セット入っており、トッピング用の具材は自分で用意しなければなりません。常温での保存が可能で、製造日より3か月の賞味期限となっています。
青森市にある青森県物産株式会社が販売しています。
青森にんにくラーメン
高砂食品が販売する『青森にんにくラーメン』は、青森県田子町産のにんにくを使用した、ご当地ラーメンです。田子産のにんにくは、雪のように真っ白で糖度が高く、ハリがある大きな粒なのが特徴。それでいて生産量トップクラス、品質も最高級なブランドのにんにくとなっています。そんなにんにくを使った、コクがあるのにあっさりとした醤油ベースのスープは、最後の一滴まで飲み干してしまうほどだとか。
麺110g、スープ40g、乾燥わかめ1gが5つセットになったこちらの商品は、楽天などの通販サイトでも購入可能です。賞味期限は、常温未開封の状態で60日となっています。
にんにくカレー
味の海翁堂が取り扱っている、田子産のにんにくをふんだんに使った『にんにくカレー』。青森県田子産のにんにくは、八甲田山から流れ込む厳しい寒風に耐えて育った大玉のにんにくで、深い味と香りが特徴です。そんな大粒の田子産にんにくをとろとろになるまで煮込むことで、絶品のコクと香りが楽しめます。
通常のレトルトカレーのような箱入り商品で、容量は220g。電子レンジや湯煎で簡単に調理できるので、老若男女を問わないお土産としておすすめです。
しじみらーめん
青森県物産株式会社が販売する『しじみラーメン』のお土産。見た目はキラキラした黄金麺で、手打ち麺に近く、程よい歯応えとツルツルした滑らかな食感が楽しめます。
青森の観光名所の一つでもある観光物産館アスパムで購入することができますが、規模の大きな地元のスーパーで取り扱っていることも。通販サイトでも販売されているので、青森県内外どちらでも食べられます。
内容物は、麺110g、スープ36g、加熱しじみ貝15g、乾燥わかめ1gが各3つずつ入っています。賞味期限は、常温未開封の状態で60日です。
地元民にも愛される、青森のお土産を厳選して紹介しました。定番スイーツや加工品しか知らなかったけれど、次は別のお土産を購入してみると、青森についてもっと深く知るきっかけになるかもしれません。りんごや海産物をふんだんに使った、青森ならではのお土産を、ぜひ一度味わってみてください。
