善知鳥神社
善知鳥神社 髙橋義雄 / PIXTA(ピクスタ)

善知鳥神社は、古代から人々に親しまれてきた神聖な地です。允恭天皇の時代に創建され、807年には坂上田村麻呂によって再建されたこの社は、戦乱の時代を乗り越え現在に至ります。

青森市の中心部にあるこの神社は、パワースポットとしても知られており、航海の安全や商売繁盛など、さまざまなご利益があるとされています。湧き水のパワースポットや、人形に悩みを託す祈願も訪れる者を癒します。

善知鳥神社の歴史

善知鳥神社は伝承によると、青森がまだ善知鳥村と呼ばれていた允恭天皇(いんぎょうてんのう)の時代に天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子の三女神を祭ったことから由来されます。
坂上田村麻呂によって807年に再建され、戦国時代に入って南部氏と津軽氏の争いが勃発しても、社殿は保護され、現在に至ります。
善知鳥(うとう)と呼ばれるようになった理由として、善知鳥中納言が亡くなってからやってきた鳥が「ウトウ」と鳴いたことから善知鳥中納言の魂が宿っているとされ、そのように名付けられたという説が有力です。

善知鳥神社の見どころ

善知鳥神社は現在では青森市内中心部に位置しており、ねぶた祭で訪れた際には観光スポットとして人気があり、立ち寄る人もいます。
また、パワースポットとしても知られており、海の神様を祀っていることで、航海の安全を祈願を切に願う人が訪れる場所です。
善知鳥神社の境内にある湧き水を飲むと、交通安全や商売繁盛などのご利益があるとされています。
東北では水に関係するパワースポットとして最強との呼び声が高く、仕事柄、水に触れ合う機会の多い人はご利益を求めにやってくる傾向が高いです。
さらに善知鳥神社では、人形に悩みを書いておくと、のちに神社の人がお祓いしてくれるので、モヤモヤ感の解消につながります。

主要駅・空港からのアクセス

青森駅 から車で 4分
青森空港 から車で 22分
浪岡駅 から車で 37分
弘前駅 から車で 60分

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