猿賀神社
猿賀公園 桜 夕景 pixta

古の伝説が息づく青森県の猿賀神社。創建は367年とも伝えられ、蝦夷討伐の英雄、坂上田村麻呂の戦勝祈願の地として知られています。

江戸時代には津軽藩の祈祷所として、また、美しい自然に囲まれたパワースポットとしても人々から親しまれてきました。特に春の桜や蓮の花の群生地は見逃せません。古きを伝えるお祭りやイベントも魅力の一つで、訪れた者を豊かな地元の文化に引き込みます。

猿賀神社の歴史

猿賀神社は伝承によると、367年に上毛野君田道命が蝦夷討伐の際、伊寺水門で戦死し家臣は田道命を埋葬して弔ったところ、蝦夷が墓を盗掘する際に大蛇と化して賊を追い払い、坂上田村麻呂が現地に赴き蝦夷征伐の戦勝祈願して蝦夷征伐したことで、現在地に遷宮して社殿を建てたことが由来となっています。
深砂大権現として存在し江戸時代になると、津軽藩の祈祷所として活用されていましたが、明治に入ると神仏分離令が敷かれ、猿賀神社と改称して神社となりました。
また1994年には江戸時代後期の神社本殿建築の遺構が価値あるものとされ、青森県重宝に指定されました。

猿賀神社の見どころ

猿賀神社 胸肩神社

猿賀神社 胸肩神社 aomori-tourism.com

猿賀神社は緑豊かで、蓮の花の群生地としても広く知られています。
特に春に訪れると、桜の花が美しく咲いて、写真撮影スポットして映えるのです。
また、パワースポットとしても知られており、金運や出世運アップなどのご利益が期待できます。
猿賀神社で開催されているお祭り、猿賀神社十五夜大祭は県無形民俗文化財に指定されている津軽神楽の奉奏があるので、足を運ぶ価値があり、他にもイベントが開かれているので必見です。

天気が良い日には露店も立ち並び滞在を楽しめます。

主要駅・空港からのアクセス

弘前駅 から車で 18分
浪岡駅 から車で 22分
青森空港 から車で 30分
青森駅 から車で 45分

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